こんにちは!まきバッパです。
馬を使った言葉って多いですね。
「塞翁が馬」って聞いたことはあると思うのですがどんなことなのでしょう。
いろいろ訳がありそうで興味深いです。
早速、書いていこうと思います。
塞翁が馬
塞翁が馬:読み方
さいおうがうま
塞翁が馬:意味
人生の幸不幸は予測できないものというたとえ。
塞翁が馬:語源
中国の北の方に老人が住んでいましたがある日老人の馬が異民族が住んでいる湖(こ)の地方に逃げて行ってしまいました。
馬が逃げたことを近所の人は気の毒がりましたが老人は「このことが不幸だとは限らない」と言いました。
その後で逃げた馬が湖の駿馬を連れて帰って来たので人々は良かったと老人に言いましたところ老人は「このことが幸いとは限らない」と言いました。
その後老人の息子が落馬して足の骨を折ってしまいましたので人々は可哀想に思って老人を慰めたところ老人は「このことが幸せにならないとは限らない」と言いました。
一年後に湖に住む蛮族が北の地方に攻め込んできて戦争になり、村の若者は全て戦争に行ってしまい戦死したものも多数いました。
老人の息子は足が悪いために戦争に行かずに済み無事でした。
*北に住む老人の馬がもたらした運命は
福~禍
禍~福
と変化をもたらしました。禍福というのは予測のつかないものであるということです。
塞翁が馬:類義語
楽は苦の種苦は楽の種
塞翁が馬:使い方
1.財布を落としてしょげていたら拾って警察に届けられていた。届けてくれたのが今の僕の嫁さんだ。これが「塞翁が馬」だと思った。
2.一生懸命練習して先生ににすごいねって褒められて嬉しくなっていたのに本番の発表会でミスタッチを連発してしまい「塞翁が馬」になってしまった。
3.父に頼んで欲しいゲームをいい成績だったら買ってもらう約束をした。頑張っていい成績だったけど弟との大喧嘩を父に見つかって「塞翁が馬」になって買ってもらえなかった。
塞翁が馬:まとめ
「塞翁が馬」は幸せだと思っていてもそれが不幸になったり、反対に不幸だと思っていることが幸せに転じたりすることです。
本当に人生において何が幸せで何が不効かわかりませんね。
「塞翁が馬」は少し難しいですが使えるチャンスがあれば逃さず使ってみてください。