こんにちは!まきバッパです。
ミュージカル「ウエストサイドストーリー」はブロードウェイミュージカルとして1957年に初演されました。
ヨーロッパでは1958年にロンドンで上演され日本でも1968年に宝塚歌劇団、1974年には劇団四季が上演しています。
まきバッパは劇団四季のウエストサイドストーリーは何度も観劇していますが今度始めて宝塚歌劇団宙組のを観劇予定をしていますので楽しみです。
読者のBさんからウエストサイドストーリーの質問が来ていますので答えていきたいと思います。
質問
答え
ウエストサイドストーリーあらすじ
第一幕
午後5時
ジェット団とシャーク団の対立
ニューヨークのウエストサイド。ポーランド系アメリカ人の少年非行グループのジェット団とプエルトリコ系アメリカ人の少年非行グループのシャーク団は対立をしている。(ジェット団、シャーク団)
ジェット団は新しく入ってきたシャーク団が気に入らないのです。今日もこの地区の担当のシュランク警部補とクラブキ巡査に見つかって仲良くするように説教されています。(プロローグ)
リフはシャーク団と決闘の提案をする
ジェット団のリーダーのリフはシャーク団と決着つけるために決闘を提案して仲間の賛成を得る。
リフはジェット団と決闘の取り決めをするために副官にトニーを選ぶ。
しかしトニーはジェット団をやめているので断るがリフはジェットに入ったものはずーっとジェットだと言う。
そして中立地帯にある体育館のダンスパーティーでシャーク団のベルナルドに決闘を申し込むことにする。(ジェットソング)
午後5時半
トニーが何か来ると予感していて楽しみにしていることをリフに話す
トニーが働くドラッグストアにリフが現れて体育館のダンスパーティーに来るように誘うがあまり気が進まない様子だ。
リフはどうしたのかと尋ねるとここ1ヶ月何か来ると予感していてそれが何なのか分からないが楽しみにしていると話す。
リフがダンスパーティーにも何かがあるかもしれないと言いトニーはダンスパーティーに出席することにする。(何か起こりそう)
午後6時
ブライダルショップでアニタはマリアのドレスを手直ししている
ブライダルショップでアニタとマリアは働いている。マリアはベルナルドの妹でアニタはベルナルドの恋人である。
マリアは1月前にチノと結婚するためにアメリカにきたばかりで白いドレスをパーティドレスにアニタに作り替えて貰っている。
白いドレスが出来上がりベルナルドとチノが迎えに来て体育館に出かける。
午後10時
ダンスパーティーに出かけトニーとマリアが恋に落ちる
体育館ではシャークスとジェットが互いに踊っている。そこへダンスパーティーの主催者とクラブキ巡査が現れてどうにか仲良くさせようとするが失敗になりお互いの組同士のダンス合戦となる。
その時に敵同士のトニーとマリアが出会い二人は一目で恋に落ちる。
午後11時
トニーはマリアに探して何かはマリアだったと話す
その後トニーはマリアを探し回り非常階段で話して明日マリアの勤めているブライダルショップで会う約束をする。(マリア)
その後帰ってきたベルナルドたちは話し合いをするためにドッグの店に向かう。
女の子たちはアメリカの歌を歌い合う。アメリカはいい国だと歌う女の子たちだが一人ロザリアだけは故郷のプエルトリコが良いと懐かしむ。(アメリカ)
午前0時
ドックの店でジェット団とシャーク団の決闘の話し合いをする
ドックの店でシャーク団を待つジェット団のリフたちはハヤる気持ちを抑えようと落ち着け落ち着けと「クール」を歌って待つ。
シャーク団が来て明日、高架下で決闘すると決まるが武器を何にするかでもめているとトニーが現れて1対1で素手で戦うことを提案する。
ジェット団からはディーゼルが選ばれ、そこへシュランク警部補たちが現れたのでジェット団もシャーク団も立ち去ってしまう。
警官たちはドックとトニーに決闘のことを聞き出そうとするが二人共知らないと突っぱねる。
シュランクたちが立ち去ったあとトニーはマリアのことをドックに話す。
ブライダルショップでトニーはマリアに決闘を止めてと頼まれ承諾する
翌日午後5時半
ブライダルショップでは閉店の時間になっている。そこへトニーが現れてアニタに見つかってしまうが許してもらう。
決闘話を聞いたマリアは素手でも戦ってはいけないので決闘の場所に行って止めるようにトニーに頼む。
その後トニーとマリアは自分たちの愛を確かめ合う。(ひとつの心)
午後6時
それぞれの気持ち
ジェット団、シャーク団、アニタ、トニー、マリアはそれぞれのことを歌う。(トゥナイト「クインテット」)
午後9時
決闘が思わぬ結果(リフとベルナルドが死亡)になってしまう
トニーが遅れたので決闘が始まっていた。それでもどうにか止めようとするがベルナルドの言葉に怒ったリフがナイフを持って刺そうとする。
しかしベルナルドはリフをナイフで刺してしまいそれを見たトニーはベルナルドをナイフで刺してしまう。
そこへ警官たちが駆けつけたので刺された二人とトニーを残して逃げてしまう。
マリアのことを思い呆然としているトニーを仲間になりたがっていた女の子のエニバディズが助けて逃げる。(決闘)
午後9時15分
第2幕
マリアはトニーがベルナルドをナイフで刺したことを知らされる
女の子の部屋では決闘後のデートのことを話して盛上がっている。
そこへオシャレをしたマリアが現れて「決闘はない。今夜は私の結婚式」と浮かれている。(素敵な気持ち)
みんなでワイワイしているところへチノが現れてマリアに決闘のことを言おうとするがマリアはトニーのことを聞いたので怒ったチノが「トニーがベルナルドを殺した」と怒りを爆発させる。
チノは隠してあったベルナルドの銃を持ち出して部屋を出て行く。
トニーがマリアの部屋に現れる
マリアはこの展開に理解ができなくて部屋で祈っているとトニーが現れて警察に行くと告げるが行かないでと止める。
トニーはどこか遠くに二人が暮らせるところがあるはずだからそこへ連れて行くとマリアに告げる。
争いのないみんなが仲良く暮らせる世界の夢を見ている。(どこかへ)
しかしベルナルドとリフが現れて夢は崩れて現実の世界に戻ってしまう。(行列と悪夢)
午後10時
ジェット団とクラブキ巡査
決闘の場所から逃げたベビージョンとAラブはクラブキ警部と出会ってしまい決闘のことを聞き出そうとされるがうまく言い逃れる。
その後ジェット団の仲間と合流して世の中の大人たちが自分たちを認めてくれないことやこんな不良になったのは家庭環境や世の中のせいだと歌う。(クラブキ警部どの)
エニバディスが現れてチノがトニーを探していることをジェット団のみんなに教えてみんなで手分けしてトニーを探すことにする。
午後11時40分
アニタはマリアの愛情を認めてトニーに伝言しに行く
マリアの寝室でトニーとマリアが寝ている所にアニタが訪ねてくる。
気がついたマリアはトニーを窓から逃がす。しかしアニタはトニーのことに気がついて自分の恋人でマリアの兄のベルナルドを殺した男など忘れなさいと諭す。(あんな男)
しかしマリアのトニーへの愛情が深いことを知ってチノがトニーを探していることをマリアに教える。(わたしは愛している)
そこへシュランク警部補がマリアの事情聴取に現れたのでトニーとの約束に遅れてしまう。
そこでマリアはアニタにトニーへの伝言を頼む。
アニタは辱めを受けたことでマリアは死んだと嘘を告げる
ドックの店にジェット団のみんなが集まっている。
そこへアニタが現れてトニーに会わせてくれるように頼むが敵方であるアニタを信用しない。
みんなでからかい始めてエスカレートするところをドッグに助けられるが怒ったアニタは「マリアはチノに殺されたとあんたらの友人に伝えな!」と嘘を行って去っていく。(あざけりの場面)
アニタの伝言を聞いたドックはトニーにそのことを伝える。
自暴自棄になったトニーは外に飛び出して行き「僕も殺せ」と叫び続ける。
午前0時
チノがトニーを銃で撃つ
トニーをエニバディズが止めようとするがトニーは叫ぶのを止めない。
暗闇の中にマリアを見つけたトニーは駆け寄ろうとするがチノに銃で撃たれてしまう。
倒れたトニーを抱くマリアのところにジェット団もシャーク団も集まってくる。マリアはチノから銃を取り上げみんなを撃とうとするができずに泣き崩れる。
トニーはジェット団とシャーク団のみんなで運ばれていく
警官たちが駆けつけるが触ることを許さずトニーの遺体をジェット団とシャーク団のみんなで運んで行く。
マリアは葬列の後ろに加わって去る。
舞台上には大人たちが葬列に加わることができなくて取り残される。
終わり
まとめ
お話は2日間に起こった出来事です。
対立する少年のグループがふとしたことから不幸な結果に終わり主人公のトニーとマリアの恋もトニーが死んでしまうということで悲劇に終わってしまいます。
悲劇ですがウエストサイドストーリーは素敵な歌とダンスが満載でとっても見ごたえがありますので機会があれば観劇してくださいね。
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