老人の食生活に必要な10品目 タンパク質を食べて元気なカラダになりましょう

こんにちは！まきバッパです。

食生活は本当に大切です。

老人になると、いつの間にか骨折していたり低栄養になっていたりします。

2017年5月24日（水曜日）にNHKのためしてガッテンで放送がありましたのでリポートしてみたいと思います。

まきバッパ

老人には大事な話だね

タンパク質不足は危険

元気な体の素は若々しい血管と免疫力にあります。

それに必要なものは「タンパク質」です。

タンパク質と言って頭に浮かぶのは「お肉」ですよね。

高齢者はほとんどの人はお肉など苦手であまり食べないという人が増えています。そのためにタンパク質が不足して骨折などのリスクが出ています。

骨折以外にもタンパク質不足は心筋梗塞や肺炎など、こわいことになる危険性が増すためタンパク質不足は決して見逃せないのです。

国は対策として「配食サービス」など高齢者の栄養問題、特にタンパク質不足のための対策を考えてガイドラインを発表しています。

やっと、国も気づいて高齢者対策を打ち出したというところです。

10品目チェックシートとは？

タンパク質が摂れるステーキと野菜の料理

10品目群チェックシート

1.肉（タンパク質）

2.魚（タンパク質」）

3.卵（タンパク質）

4.大豆（タンパク質）

5.牛乳（タンパク質）

6.油

7.緑黄色野菜

8.海藻

9.芋

10.果物

（6～10はそのたんぱく質を効率よく働かせるために必要な５食品）

主食・主菜・副菜を意識しながら食べることで自然とこの10食品が多く取れるようになってきます。

特にたんぱく質不足になりがちなのは、一人暮らしのお年寄りや、二人暮らしの高齢者夫婦家庭です。この「１０食品群チェックシート」を付け食事をチェックすることで自然にタンパク質不足を解消できます。

１日に食べる量は関係なく７～10チェックシートに丸が付くようにできれば合格ということです。絶対に10品目というのではなくても、気をつけてチェックしていけば知らないあいだに食事がレベルアップして解消できます。

本当に食事に何を食べたのかをチェックすることなどしませんから、チェックすることで自分が食べたものに関心がいってちゃんとした食事を摂るようになりますものね。

食生活が大事だと分かっていてもよく考えると偏った食事をしていることが多いです。

チェック表を作って毎日の食事をチェックしましょうね。

まきバッパ

タンパク質は大事なんだね

低栄養とはどんなこと？

この飽食時代に栄養の足りていない人が増えています。

７０歳以上の３～４人に1人が低栄養（栄養失調）の恐れがあることが分かっています（厚生労働省の国民健康栄養調査による）

低栄養になると心筋梗塞や肺炎、介護が必要になったり、死亡するリスクが高まります。

低栄養にならないためには、タンパク質を摂取することです。

卵、魚、肉、大豆などを食べることで体内のタンパク質を効率よく増やすことができます。そのことで血管を若々しく保ったり免疫力を高めることができるのです。

積極的にタンパク質を摂り低栄養を防ぎましょう。

しかし、タンパク質も過剰になると、カロリーオーバーや病気のリスクとなりますので注意してください。
腎臓病の方は、たんぱく質を多く取ることで、腎機能が悪化する可能性がありますので医師と相談してください。

健康診断で低栄養チェックする

自分が低栄養かどうか自分ではわかりません。それで、健康診断の血液検査を受け「アルブミン値」という検査項目で血液中のタンパク質を知ることができます。

体にたんぱく質が足りているかどうかの目安になります。

アルブミン値が4.0ｇ／ｄLを下回ると様々な病や症状が現れる危険性が高まることが分かっています

健康診断を受ける場合はこの「アルブミン値」の検査項目がない場合もありますので、事前に確認をしてください。

まとめ

若い血管と免疫力にはタンパク質を食事で摂ることが大事

低栄養の改善のために「10品目群チェックシート」を作って毎日、食べたものをチェックする。（7～10項目にマルが付けば良い）

自分が低栄養でないかのチェックは健康診断の血液検査の「アルブミン値」で分かる。

タンパク質を積極的に摂って低栄養を改善する。

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