こんにちは!まきバッパです。
春から秋まで、色とりどりに咲く「ポーチュラカ」の花ですが、長期間咲かせるにはどうしたら良いのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
ポーチュラカ
ポーチュラカ:概要
スベリヒユ科 スベリヒユ属(ポーチュラカ属) 一年草 二年草 多年草 草花
和名:ハナスベリヒユ
原産地:南北アメリカを中心に熱帯~温帯に広く分布している
耐寒性:弱い 耐暑性:強い
開花期:5月から10月
花色:白 赤 ピンク オレンジ 黄 紫 複色
特徴:地面に張り付くようにはって伸びていく。開花期が長くて、初心者にも育て易い。
*ポーチュラカはしゃもじ型で多肉質の葉と茎を持っている、暑さや乾燥に強い植物です。地表を覆うように育ちます。
畑の雑草に黄色い小さな花を付ける「スベリヒユ」があるのですが、これはポーチュラカの祖先ではないかと言われています。この雑草は栄養価が高く食用にしているところもあるということです。
ポーチュラカは種ができにくい性質なので、挿し木で増やされた苗が出回っています。日当たりを好みますので、日当たりの悪い場所ではあまり花が咲きません。
同じ仲間にマツバボタンがあります。ポーチュラカ属でポーチュラカと同じで寒さには弱い性質です。
ポーチュラカ:育て方
ポーチュラカ:季節・日常の手入れ
剪定
成長が旺盛ですので、邪魔な伸びすぎているところは、好きな箇所で剪定します(どこで剪定しても大丈夫です)
ポーチュラカ:日当たり・環境
終日、日当たりの良い場所で育てます。
庭植えの場合は水はけの良い場所が適しています。西日などあたって、他の植物には適さない場所でも平気です。
ポーチュラカ:水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を施してください。
庭植えの場合は水やりは必要ありません。
ポーチュラカ:肥料
庭植えの場合
肥料は植え付けの時につぶ状タイプの緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。元々、痩せた土地に良く育ちますので、植え付けの時に施すので充分です
鉢植えの場合
植え付けの時に、元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。そのほかは、液体肥料を定期的に(10日に1回程度)施します。
ポーチュラカ:用土
庭植えの用土
水はけのよい土を選び、パーライトなどの土壌改良剤も施しておきます。
鉢植えの用土
赤玉土5+腐葉土3+川砂2(又は「酸度調整済みピートモス2」を使用する)の配合した用土を使います。
ポーチュラカ:植え付け・植え替え
*植え付け時期は4月頃から8月頃まで可能です(秋になると成長が遅くなるので、遅くとも8月中旬までに植えると大きく成長します)
*庭植えの場合は株間を15cmぐらい離して植え付けます。
*鉢の植え替えは根が鉢いっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えます。
ポーチュラカ:増やし方
挿し木とタネで増やすことができます。
挿し木
適期は5月から10月です。
挿し木の手順
茎を5~10cmぐらいの長さに切り取ります>>そのままパーミュライト(植え付け時の用土でも良い)に挿します>>2週間ぐらいで根が出ます>>鉢や庭に植え付けます
*水に浸けておいても発根するので、発根したものを植え付けても良いです。
タネ蒔き
発芽する温度が20℃以上ですので、なるべく5月中旬~下旬にタネを蒔きます(タネを蒔いた時の覆土は不要です)
ポーチュラカ:病害虫
病気
肥料過多の場合にサビ病が出て枯れることもあります(痩せた土地の方が丈夫に育ちます)
害虫
ほとんどありませんが、時々アブラムシが発生することがあります。
ポーチュラカ:まとめ
ポーチュラカは痩せた土地でもよく育つ、地上を覆うようにはっていく草花です。丈夫で育てやすく、挿し芽などで簡単に増やせます。
各色揃っているので、好きな色を選んで庭の彩りにすると良いと思います。
初心者の方でも簡単に育てられますので是非育ててみてください。
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