こんにちは!まきバッパです。
ミュージカル映画「メリーポピンズ・リターンズ」を見てきました。
前の「メリー・ポピンズ」の続きと聞いていたので楽しみに待っていました。本当に予想通り、魔法がいっぱい楽しさ満載のミュージカル映画でした。
「メリーポピンズ・リターンズ」あらすじ
1964年の映画「メリーポピンズ」の続編です。「メリーポピンズ」の20年後のおはなしで、大恐慌時代のロンドンです。
子供たち(ジェーンとマイケル)も大人になってマイケルは3人の子供のパパになっています。1年前に妻を亡くしたマイケルは画家をやめて父が勤めていた銀行に(フィデリティ信託銀行)にパートタイマーで働いています。
苦しい生活で、銀行から家を担保に融資を受けています。返済が迫っているのですが、返すことができません。その上、銀行の頭取は欲張りで、マイケルの家を取り上げようと企んでいます。
そのような苦しい生活を送っているバンクス家に、メリーポピンズが再び季節風に乗ってやってきます。
登場人物
メリーポピンズ:エミリー・ブラント:平原綾香
主人公のナニー(家庭教師)魔法使いであるを公表していない。20年前と変わらず、楽しい魔法で子供たちを楽しませます。子どもたちをしっかりしつけて子どもたちの信頼を得て、最後の場面ではバンクス家の危機を救い、楽しい家庭を取り戻す手伝いをします。
*魔法の場面が最高にきれいで魔法が一杯です。お風呂に入ると、そこは海になっている場面や、陶器の中に入ったときには、悪者に襲われてしまうスリルのある場面など、魔法がいっぱいで楽しい場面の連続でした。
ジャック:リン=マニュエル・ミランダ:岸祐二
ガス灯の点灯夫です。自転車に乗って、朝晩街中の街灯に点灯と消灯をしています。前作の煙突掃除屋のバートの知り合いで、メリーポピンズのことをよく知っている人物です。
大勢の仲間がいて、最後のバンクス家の危機の時に、仲間と自転車で時計塔に集まり、はしごを次々かけて登って時計台のてっぺんまで登って行きます。このシーンはとっても迫力満点、スリル満で、ドキドキしながら見てしまいました。
*最後の時計の針を動かす場面はジャックは手が届かなくてヒヤヒヤしますが、メリーポピンズの魔法で時計の針を動かすことができてホッとしました。
そして、大勢の点灯夫たちのダンスの場面は、めっちゃくちゃかっこよくて楽しかったです。メリー・ポピンズや子どもたちも楽しそうで良かったです。
マイケル・バンクス:ベン・ウィショー:谷原章介
前作の「メリー・ポピンズ」で小さな男の子だったマイケルが、大人になって子どもが3人いるパパになっていました。優しくて賢い、家計を切り盛りしてくれていた妻を、一年前に亡くしてしまいすっかり家の中が暗くなっています。
マイケルは画家をやめて、銀行にパートとして勤めています。しかし不況のために、家を抵当に銀行にお金を借りていますが、なかなか返すことができずに困っています。
確かに父が残してくれた銀行の株があったのに、証書が見つかりません。(それがあると返済できるのですが)最後に、あるところに貼ってあるのを発見しますが、約束の時間に間に合いません。しかし、メリー・ポピンズやジャックの働きで間に合い、家を取り戻すことができました。そして、またマイケルたちの幸せな家庭が戻って来ました。
ジェーン・バンクス:エミリー・モーティマー:堀内敬子
前作の「メリー・ポピンズ」では、とっても賢い少女でした。そのエミリーはマイケルの姉ですがまだ独身で、マイケルの家の近くのアパートに住んで、労働者の支援活動をしています(不況で職を失った人たちの手助けをしています)そのことと別に、亡くなったマイケルの妻の代わりにバンクス家の手伝いをしているのです。マイケルと一緒に、銀行の株の証書を家中探していますが、なかなか見つけることができません。
ガス灯の点灯夫のジャックと知り合って仲良くなりそうな気配です。メリー・ポピンズやジャックのおかげで無事解決できてよかったです。
アナベル・バンクス:ピクシー・ディヴィーズ:植原星空
マイケルの長女で、おばさんのエミリーとよく似ているしっかり者です。3人姉弟のリーダーてき存在です。とっても賢い女の子です。
ジョン・バンクス:ナサナエル・サレー:加藤憲史郎
ジョンはマイケルの長男で、洞察力がある賢い男の子です。弟のことを心配してよく面倒を見ています。
ジョージー・バンクス:ジョエル・ドーソン:鈴木柊真
マイケルの次男。公園の中を自由に走り回ったりして、家族や姉たちに心配をかけまくっているやんちゃな男の子です。
父のマイケルが捨てた、ゴミ箱の中の凧を拾って、それを飛ばそうと試みます。しかし、その凧には意外な秘密があったのですね!
この凧は、前の「メリー・ポピンズ」のときにマイケルが父親と作った大切な凧なのですが、マイケルはなぜか捨ててしまおうとします。それを子供のジョージーが捨てないでとっておくのです。虫の知らせなのか、あとで良い結果に繋がります。
本当に無事、家を取り戻すことができてよかったですね!
エレン:ジュリー・ウォルターズ:木村有里
バンクス家の家政婦で先代の時からバンクス家に仕えています。エレンが炊事をしようとしたら、水道が壊れてしまいます。それで台所が水浸しになり困っているのです。家が古くなってしまって、いろんな箇所が壊れてきているので、修理するのが大変なようです。エレンは少し年をとってしまいましたが、ずーっとバンクス家を支えてくれている、とっても良い家政婦だと思います。
ウィリアム:コリン・ファース:森田順平
フェデレティ信託銀行の頭取で、ドース・ジュニアから銀行を受けついで経営しています。しかし、銀行の利益が第一だと考えていて、悪いことをしてでも、マイケルの家を取り上げようとしているのです。
マイケルとエミリー姉弟が銀行にあるはずの、株主の記録を調べに来たときも、バンクス家の記録があるページを、暖炉にくべて燃やしてしまいます。何が何でもマイケルから家を取り上げようとしているのです。
ドース・ジュニアに聞こうとしても、ドース・ジュニアは「老人になってだめになってしまった」とマイケルたちに嘘をついて会うことができません。しかし、元気なドース・ジュニアが現れて、最後の最後に、ウィリアム頭取はギャフンという目にあってしまい、失墜してしまいます。
これで悪いことはできないと言うことがわかりますね!
グッデイング:ジェレミー・スィフト:金子由之
銀行の弁護士でマイケルの家に差し押さえの通告に訪れます。仕事に忠実でウィリアム頭取の言いなりになって差し押さえなど情け容赦なくしています。
フライ:コブナ・フォルドブルック=スミス:小森創介
フライは、グッデイングと一緒にマイケルの家に差し押さえの通告に来ますが、優しいところがある弁護士です。最後の場面では、銀行のドアを開けてマイケルたちを助けます。
ミスター・ドース・ジュニア:ディック・ヴァン・ダイク:宝亀克寿
前作のドース・シニアの息子で、甥に銀行を譲ったドース・ジュニアですが、甥のウィリアムの経営の仕方を見て、ウィリアムを銀行から追放します。
20年前にマイケルが預けたお金に利子がついて、借金が返すことができるほどになっていると教えてくれます。そのことで、マイケルの借金は、それで返済ができて、またドース・ジュニアも銀行に復帰するということになりました。
本当にドース・ジュニアが元気で良かったですね!
メリー・ポピンズリターンズ:まとめ
メリー・ポピンズリターンズは、魔法が一杯で本当に楽しいミュージカル映画でした。前の作品で出てきた隣に住む、船の艦長さんは相変わらず、時計が狂っていると言って、大砲をドカンとしていましたし、犬を散歩させていた婦人も公園を散歩していました。
教会の前で鳩の餌を売っていたおばあさんが、もういなかったのでちょっと寂しい気持ちになりました。
銀行の証書が見つからないために、とうとう引っ越すことになったマイケル一家ですが、引っ越しのときには、ジャックの仲間が荷物運びを手伝ってくれるし、街のみんなは見送りに来てくれるしで、本当に心温まるシーンでした。
銀行のドース・ジュニアが病気なのではなくて、本当はとっても元気で、甥のウイリアムの悪行を見つけて追い出してくれたので安心しました。良かった~~
「メリー・ポピンズリターンズ」は楽しいミュージカル映画ですが、とっても大事なことを教えてくれる、本当に良い作品だと思いました。
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