9月に入って暑さが少し和らいだ感じがします。毎朝、散歩に出かけると、いろいろなお花に出会います。野草などは少し摘み取って帰り、家のテーブルなどに飾って楽しんでいます。
今回はベースにゴールドクレストを使い、ガラスのサラダボールを花器として野草をアレンジしましたので、紹介したいと思います。
イヌタデとハルジオンのアレンジメント
花材
イヌタデ ハルジオン ねこじゃらし おにがらし カヤツリソウ 小昼顔 ゆれる草
ベース:ゴールドクレスト いちじく葉
手順
1 ガラスのサラダボールを花器として使用。
ゴールドクレストは、いろんな長さに切って、ベース(オアシス)として、花器の中に敷き詰めます。
2 いちじくの葉は、ベースのゴールドクレストが隠れるように、真ん中より後ろ寄りに配置します。
3 野草7種類は好きな場所に配置します。
同種の野草は、かためて配置します。種類が多いので、バラバラに配置すると、まとまりが悪くなります。
4 小昼顔のツルは、最後に「アクセントになる場所」に配置してください。
花材の解説
イヌタデ
タデ科 イヌタデ属 一年草 7~9月
名前の由来は、料理に使う「ヤナギタデ」に対して、葉に辛味がなくて役に立たない、というところから「イヌタデ」と名付けられた。
ハルジオン
キク科 ムカシヨモギ属 多年草 北アメリカ原産
日本で帰化植物になっている。
カヤツリソウ
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属 一年草
別名ナカヨシグサとも呼ばれる。茎は三角形で7月から10月に放射状に花序をつけ、そこに数本の小穂が発生する。茶色くなると種になる。
まとめ
今回は、ガラスのサラダボールを、花器として使用しています。
ベースは、ゴールドクレストをオアシスの代わりに使用して、面の広いいちじくの葉を、ゴールドクレストを隠す意味もあって使いました。
野草は種類が多いので、バラバラの印象ならないように、なるべく固めて配置するようにしています。
最後にアクセントとして、小昼顔のツルを配置しました。
秋には、すすきなど穂がある種類の野草がたくさん出てきますので、また色々使ってみようと楽しみにしています。
いろんな野草を摘んできて楽しんでください。