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宝塚 浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』 ~ダルタニアンと太陽王~珠城りょうダルタニアンは素敵だった!

フランスの田舎町

宝塚 浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』 ~ダルタニアンと太陽王~珠城りょう ダルタニアンは素敵だった!

こんにちは!まきバッパです。

月組公演 『All for One』 ~ダルタニアンと太陽王~に行ってきました。やっぱり宝塚の小池作品は見ごたえがありました。とっても良かったです。感想を書いていきたいと思います。

ベースのお話は三銃士からですのでよく知っているお話ですがとってもユニークな設定でダルタニアンが大活躍するのでとっても面白いお話になっていました。

ネタバレがダメな人は読まないでくださいね。

息子
まきバッパはネタバレ名人だよね!
珠城りょう

ダルタニアン役の月組トップ男役の珠城りょうの公開ウインドウです 撮影:わたし

 

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2017年7月20日 昼公演 浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』 ~ダルタニアンと太陽王~感想

脚本・演出/小池 修一郎

作曲、編曲:太田 健

編曲:鞍富 真一 大貫裕一郎

音楽指揮:佐々田愛一郎

振付:御織ゆみ乃 若央りさ 桜木涼介 KAOIaIive 鈴懸美由岐

擬闘:栗原直樹 浅井星光 新美智止

歌唱指導:飯田純子 山口正義

 

配役

ダルタニアン: 珠城 りょう
ルイ14世: 愛希 れいか
アラミス :美弥 るりか
アトス: 宇月 颯
ベルナルド【マザランの甥、護衛隊の隊長】: 月城 かなと
ポルトス: 暁 千星
モンパンシェ公爵夫人: 沙央 くらま
マザラン枢機卿:一樹 千尋
アンヌ:憧花 ゆりの
ビゴー【剣戟一座の座長】: 綾月 せり
ボーフォール公爵:光月 るう
乳母マドレーヌ:夏月 都
ディエゴ【スペイン大使】: 響 れおな
イザベラ【マリア・テレサ付きの女官】 玲実 くれあ
フィリップ【マザランの甥】:紫門 ゆりや
シモーヌ【剣戟一座の座長の妻】:白雪 さち花
ロベール【護衛隊の隊員】:千海 華蘭
ジャン【銃士隊の隊員】:貴澄 隼人
父ベルトラン: 貴澄 隼人
シモン【酒場の主人】:輝城 みつる
マリー・ルイーズ【マザランの姪】:早乙女 わかば
クロード【護衛隊の隊員】:輝月 ゆうま
モニカ【酒場の女将】:楓 ゆき
ラウラ【マザランの姪】:晴音 アキ

ポール【銃士隊の隊員】:春海 ゆう
マチュー【銃士隊の隊員】:夢奈 瑠音
オランプ【マザランの姪】:叶羽 時
パスカル【銃士隊の隊員】:蓮 つかさ
マリア・テレサ【スペイン王女】:海乃 美月
リュリ【バレエ振付師】: 佳城 葵
ジャック【銃士隊の隊員】:朝霧 真
アンヌ・マリー【マザランの姪】:麗 泉里
オルタンス【マザランの姪】:紫乃 小雪
マリー・アンヌ【マザランの姪】:美園 さくら
ピエール【銃士隊の隊員】:輝生 かなで
ジョルジュ【役者】: 風間 柚乃
少年ダルタニアン:彩音 星凪

 

お話

ダルタニアンと3銃士とルイ14世の双子児入れ替え事件がベースになっていて、その双子が男女だったら面白いのではという発想から出来たお話ということです。

お話は17世紀、銃士隊のダルタニアンにルイ14世の剣術指導をするようにとの指令が下りまう。その国王はというとバレエに夢中で剣術の稽古は大嫌いというので、稽古が嫌で次々と剣術指導者を首にしていました。

剣術指南役をダルタニアンにと白羽の矢を立てたのは、王宮を取り仕切っているマザラン枢機卿です。あとでわかるのですがとっても深いわけがあって国王もその母アンヌもマザランの言うがままになっている状態なのです。マザランは宮廷を取り仕切っていました。

マザラン枢機卿は自分の甥ベルナルドを護衛隊の隊長にして宮廷内を警護しています。そして国王とバレエのレッスンをしているのはマザランの姪たちなのです。イタリアから自分の身内を呼び寄せて宮廷内を牛耳っています。

国王に目通りしたダルタニアンは手加減をしての指導を申し渡されていたのに弾みで国王を打ち負かしてしまいます。

怒った国王はマザランにダルタニアンの刑罰を決めるように申し渡してバレエの稽古にいってしまいます。そのことで銃士隊を解散させようと目論んで知るマゼランです。そして喜んだマゼランはダルタニアンに護衛隊に入るように進めます。ダルタニアンが断るとマザランは「銃士隊を辞めないのならその銃士隊を解散させる」と言います。

マザラン枢機卿は銃士隊を解散させて護衛隊だけにしたいと思っているのでチャンスが来たと思い解散させると命令を出すのでした。

本当はルイ14世は女の人で、双子を生んだ王妃は泣く泣く女の子の方を乳母に託すのですがそれを間違って男の方を捨ててしまうというミスをしてしまうのです。そのことはマザランが知っています。

それで困った王妃は女の子の方を男として育て対外的には国王ルイ14世として体面を保っているわけです。その秘密のことでマゼラン枢機卿に王妃たちはいうがままにされているということなのです。

女の子の変身したルイ14世がダルタニアンと出会い互いに惹かれあいます。銃士隊が解散していろんな特技を生かした職業につきますがその中で国王の双子の男の子を見つけます。そして銃士隊とダルタニアンは最後には枢機卿一味をやっつけるというそんなお話です。

月組公演

月組公演の時間表です 撮影:わたし

 

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感想

ダルタニアン: 珠城 りょう

とにかくカッコイイです。ダルタニアンのジーンズの衣装もとっても似合っているし帽子も含め剣もビジュアルがとっても良いです。とっても若々しくてやんちゃなダルタニアンにぴったりですね。

剣術指南を頼まれて国王の不況をかって銃士隊に迷惑をかけてしまいますがみんなが集まっている酒場でルイーズと言う女の子の会います。その女の子こそが国王ルイ14世だったのですがそんなことを知る由もなく惹かれてしまいます。運命の出会いだったのですね。

ダルタニアンは剣術がすごいのですが演じる 珠城 りょうさんは小さい頃から水泳やハンドボールで鍛えた運動能力がすごいということですので、洋剣レイピアを使っての殺陣のシーンなどカッコ良く決められるのはそういうわけがあったということです。

息子
ダルタニアンの珠城さんはカッコイイですよ!

 

ルイ14世:ルイーズ: 愛希 れいか(まなきれいか)

お転婆な女の子でとってもキュートですね!女の子と生まれたのに手違いがあって男の子として育てられて今は国王になってしまっています。

でも女の子として生きたいという願望があってそれがダルタニアンと会うことで女に事して生きたいと思うようになるのですねーベルナルドのも女の子ということが分かってしまいます。この時がいろいろ面白いことをして随分お客さんにクスクス笑いを誘っていました。カベドンしたりいろいろするのですがどれもルイーズに逃げられてしまうのです。面白かったです。

バレエの稽古をしているとき、ルイ14世は女の人みたいだなっと思いました。頭は太陽王の冠をつけているのですがほかの部分は細くてスマートなので。

イタリアから来たマザラン枢機卿の姪っ子たちがバレエを一緒に踊っているのですがこれもマザランが国を乗っ取ろうとしている作戦なんです。姪たちはあんまりバレエは苦手なようですが頑張って国王の相手をしているのです。

愛希さんは最初は男役だったのが娘役に転向して2012年に蒼乃夕妃さんの後任として、月組トップ娘役に就任したということです。このルイ14世が男ではなく女だったという事と何かどっちもされた愛希さんだこそやれるというそんな気がしました。

2016年にトップとなった珠城りょうさんよりずいぶん前にトップ娘役になっていた。男役から娘役に転向してトップにまでなるのは凄いことだと思いました。

でも珠城りょうさんも天海祐希以来のスピードでトップになったということですのでこれも凄いことですよね。

マザラン枢機卿にもう少しで国を乗っ取られる時にダルタニアンたちに助けられて本当に良かったです。愛希さんの可愛らしいちょっとお茶目な演技に笑ってしまいました。

愛希さんはかわいいねー!
まきばっぱ

 

 

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アラミス :美弥 るりか

とにかくモテモテ男のアラミスですが剣術も凄い使い手なんです。銃士団が解散してみんな得意な分野で活動をするのですが教会の牧師になったのです。人々の悩みや告白を聞く神父ですがそれがハンサムな神父さまだった大人気になってしまいました。

ご婦人がたが告白や悩みを聞いてもらおうと大行列になってしまいます。まあステキな神父さまにはいろいろ聞いていただきたいですからね!その気持ちはよくわかってでもあんまりな行列でモテモテぶりになるほどなっと納得をしてしまいました。でも剣を取るととっても強い美弥アラミスなのです。とってもかっこよくて良かったと思います。

 

ベルナルド【マザランの甥、護衛隊の隊長】: 月城 かなと

敵方の隊長なのですがこれまた黒の衣装が良く似合っていてカッコいいのです。この衣装は黒のデニムだそうでとっても暑いらしくて下にも同じデニムのベストを着ているということで重ね着ですね!それで殺陣とかあって走る回る、考えただけで汗が出てきますね。

ルイ14世が女の子だとわかった時の表情や追いかけてやっと捕まえてもスルリと逃げられてしまうのは少し可愛そうだなと思うのですが、マザラン枢機卿の甥でやっぱり悪者なのですから嫌われても仕方ありません。

でもでも悪者らしくちょっとユーモアのある演技も満載でそれでいてカッコ良いところはとっても良かったと思います。たくさん笑わせてもらいました。

 

モンパンシェ公爵夫人: 沙央 くらま

沙央 くらまさんが女役をするととっても美しい貴婦人になるのですね。ルイが生まれた時から王妃になるのを20年も待っていたというモンパンシェ公爵夫人です。ルイが女の子だったのをしらないのですね。

沙央 くらまさんは美しいだけではなくちょっと面白い演技も交えてルイのお嫁さんになるのを狙っているのは本当にユーモラスででも可愛いところや計算高いところも見え見えで面白かったです。 沙央 さんの娘役は素敵だったですし歌もとっても良かったと思います。

沙央 くらまさんの公爵夫人は素敵だった
まきばっぱ

 

マザラン枢機卿:一樹 千尋

本当に腹黒くて悪者ですね。マザラン枢機卿は一樹 さんが演じていてその役の深さが増します。本当に悪巧みに長けていて着々と乗っ取りを計画しています。

一樹マザランの登場でこのお話もぐっと引き締まってただのユーモラスな物語だけでは無いと思わせてくれます。やはりベテランの力でしょうか?

イタリアから甥や姪たちを宮殿に呼び寄せて計画を進めていくとっても悪いマザラン枢機卿ですが一樹 さんの演技で本当に悪者だということが浮かび上がちましたよね!一樹マザラン枢機卿の悪者ぶりはとっても良かったと思います。

 

マリア・テレサ【スペイン王女】:海乃 美月

スペイン王女のマリア・テレサは政略結婚を承知でルイの王妃になるためにスペインから来ているのです。ルイが女の子ともわからず追い掛け回しなぜルイが逃げるのかを理解できません。この王女はルイの母の姪に当たるということです。ルイとはイトコということですよね。

自分の立場をきっちりとわきまえ納得しての王妃としてお見合いに来たわけです。海乃王女は可愛らしくて活発でとってもドレスが似合っていて素敵でした。良かったと思います。

 

まとめ

一言で言うととっても楽しかったということです。みんな一生懸命で剣さばきも見事で舞台場を走り回っていました。歌もとっても壮大で楽しくて良かったです。

みんなで頑張って楽しくやろうとすることがいろんなユーモアのある演技などで観客を笑いに誘うところなど良かったと思います。

フィナーレのダンスなどもとっても素敵に踊っていて若さに溢れていました。デュエットダンスも美しくて見とれてしまいました。

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まきバッパ

70オーバーのスーパーおばあちゃん、まきバッパです。残りの人生を思いっきり楽しむ為にブログをはじめました。70年間生きてきた中で得た知恵を、少しずつ書いていければと思います。よろしくお願いします。

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