こんにちは!まきバッパです。
日頃、あまり気にしないのですが隣に住む従兄弟が骨粗しょう症で背骨の骨が順番に骨折をしていっています。
そのことに加えて肺の機能の衰えから呼吸が苦しくなっているようです。
昨日もどうも新しくまた骨折かもと言っていました。
次々に骨折してしまったらどうなるのでしょうか?
なんだか、怖くなりますよね!なるべくそうならないために年1回は骨の骨密度を調べて見るほうが安心です。
骨粗しょう症になった時の治療はどうするのかを調べてみました。
骨粗しょう症
骨粗しょう症の治療
*骨粗しょう症の治療
1.生活習慣の改善:食事療法、運動療法
2.薬による治療
食事療法
*カルシウムを多く摂る
1.カルシウムは骨を作っている栄養素で骨粗しょう症の予防や治療に欠かさないものです。
2.カルシウムの摂取量は
成人男性:1日に650~800mg
成人女性:650mg
これらの量を摂取することを推奨されています。
3.丈夫な骨をつくるためにはこれに+100mg上乗せして摂取するのが良いとされます。
4.年齢別摂取量
12歳~14歳:男 1000mg 女 800mg
15歳~17歳:男 800mg 女 680mg
18歳~29歳:男 800mg 女 650mg
30歳~49歳:男 650mg 女 650mg
50歳~69歳:男 700mg 女 650mg
70歳以上:男 700mg 女 650mg
3.カルシウム薬もありますができるだけ食品から摂取することを勧められています。
*カルシウム以外にもバランスの良い食事が大切になります。
*骨粗しょう症の食事療法では
カルシウムの吸収を助ける:ビタミンD
骨を造るのに重要な働きをする:ビタミンK
これらを多く含む食品を摂ること。
*野菜、果物、タンパク質などいろいろな食品をバランスよく摂ることが大切です。
たくさん摂取した方が良い食品
1.カルシウムを多く含む食品
牛乳
乳製品
小魚
緑黄野菜
大豆
大豆製品
2.ビタミンDを多く含む食品
魚類
きのこ類
3.ビタミンKを多く含む食品
納豆
緑黄野菜
4.タンパク質を多く含む食品
肉
魚
卵
豆
小魚
乳製品
5.果物と野菜
たくさん摂取してはいけない食品
1.リンを多く含む食品
加工食品
一部の清涼飲料水
2.食塩
3.カフェインを多く含む食品
コーヒー
紅茶
4.アルコール
骨粗しょう症に必要なカルシウムとは?
カルシウムの働き
1.健康な骨と歯を作る。
2.神経の興奮の抑制をする。
3.筋肉を収縮させて心臓を活動させる。
カルシウム欠乏症
1.慢性的欠乏:骨量が減り骨折や骨粗しょう症を起こす可能性が高くなる。
2.骨質が薄弱になり肩こり腰痛が起こる。
3.神経過敏になりイライラしたり怒りっぽくなる。
カルシウム過剰による弊害
1.カルシウムの過剰摂取により泌尿器系結石を起こす。
2.マグネシウム、鉄、亜鉛、などのミネラルの吸収を妨げる。
3.ビタミンDの過剰による過剰吸収では高カルシウム血症になりやすい。
*カルシウムを摂取するだけではなくて運動をして骨に負荷をかけることが骨の強度を増す。
摂りたいカルシウムの摂取量
成人男子:600mg
成人女子:600mg
カルシウムの多い食品
*100g当たりのカルシウムの含有量
*単位:mg
*水分が40%以上の食品
1.桜えび:690
2.プロセスチーズ:630
3.しらす干し(半乾燥):520
4.いかなご:500
5.あゆ(天然/焼):480
6.カマンベールチーズ:460
7.ワカサギ:450
8.いわしの丸干:440
9.いわしの油漬:350
10.ししゃも:350
*水分40%未満の食品
1.干しエビ:7100
2.煮干し:2200
3.桜えび(素干し):2000
4.ひじき(乾):1400
5.えんどう豆(塩豆):1300
6.パルメザンチーズ:1300
7.ごま:1200
*水分量の少ない方がカルシウムの含有量が多いですね。どの食品がどのくらいの含有量かを知って摂るようにしたら良いと思います。
骨粗しょう症に必要なビタミンDとは?
1.ビタミンDとはビタミンD2とビタミンD3の総称です。
2.ビタミンDはカルシウムやリンなどのミネラルの代謝や恒常性(生物などの内部環境「生理的状態」を一定に保つこと)の維持、骨の代謝に関係している。
3.ビタミンDが不足すると子供はクル病、成人では骨軟化症などが起こる。
摂りたいビタミンDの摂取量
成人男子:55μg
成人女子:55μg
ビタミンDの多い食品
*100g当たりのビタミンDの含有量
*単位:μg(マイクログラム)
μg(マイクログラム):1gの10万分の1=1μg
魚類
1.カツオ(塩 辛):120
2.アンコウ(きも 生):110
3.クロカジキ(生):38
4.しろさけ(生):32
5.ニシン(生):22
6.マガレイ(生):13
7.ヒラメ(養殖 生):18
8:クロマグロ(脂身 生):18
9.いかなご(生):21
10.イサキ(生):15
11.ニジマス(海面養殖 生):11
12.うなぎ(養殖 生):18
13.マダイ(養殖 生):8
14.マサバ(生):11
15.さんま(生):19
16.カツオ(春獲り 生):4
肉 乳類
1.豚ロース(脂身なし 生):0.1
2.豚ロース(脂身 生):0.1
3.豚(肝臓 生):1.3
4.鶏(肝臓 生):0.2
5.アヒル(皮付き 生):32.5
6.かも(皮なし 生):3.1
7.牛乳:0.3
8.バター(有塩):0.6
卵類 きのこ類
1.うずら卵(全卵 生):2.5
2.鶏卵(全卵 生):1.8
3.きくらげ(乾):435.0
4.白きくらげ(乾):970
5.干しシイタケ(乾):16.8
6.本しめじ(生):4.0
7.マツタケ(生):3.6
8.マッシュルーム(生):0.6
9:生しいたけ(生):2.1
10.えのき茸(生):0.9
骨粗しょう症の必要なビタミンKとは?
*天然に存在するビタミンKは2種類
ビタミンK1:緑黄野菜 海藻類 緑茶 植物油
ビタミンK2:腸内細菌により合成される。
*各種タンパク質のグルタミン酸をr-カルボシキグルタン酸に変換する時の補酵素として働く。
この働きによって血液凝固因子はカルシウムと結合できるようになり正常な血液凝固が起こる。
*ビタミンKは骨の形成にも必要とされ日本では骨粗しょう症の治療薬として用いられる。
ビタミンKの多い食品
*100gあたりのビタミンKの含有量
*単位:μg
1.マーガリン:53
2.大豆油:210
3.サラダ油:170
4.オリーブ油:42
5.大豆(国産 乾):18
6.糸引納豆:600
7.挽きわり納豆:930
8.ほうれん草(生):270
9.ブロッコリー:160
10.しそ(葉 生):690
11.青ピーマン(生):20
12.焼き海苔:490
13.わかめ(生):140
14.わかめ(乾燥):660
15.緑茶(煎茶):1400
16.紅茶:1500
17.紅茶(抽出液):6
納豆は本当に優れた食品ですね!
まきバッパは食べられませんので、その代わりお豆腐を食べるようにしています。
焦らないで改善していきたいと思っています。
自分で出来る範囲で気をつけて骨粗しょう症にならないように気をつけましょう。
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