こんにちは!まきバッパです。
「漁夫の利」って聞いたことがありますよね!
どういったことを、言っているのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
漁夫の利
漁夫の利:読み方
ぎょふのり
漁夫の利:意味
当事者が、争っている間に、第三者が、なんの苦労もなく、利益をさらうことのたとえ。
漁夫の利:語源
戦国策の中にある故事に「鷸(しぎ)がハマグリの肉を食べようとして、ハマグリに嘴(くちばし)を挟まれてしまった。鷸はハマグリに「今日も明日も、雨が降らなければ、水がなくなって、死んだハマグリになってしまうだろう」と言った。
ところが、ハマグリは鷸に「今日も明日も、嘴を出せずにいたら、飢えて死んだ鷸になるだろう」と言って譲らなかった。
そこへ、漁師が来て、鷸もハマグリも捕らえてしまった。この故事から「漁夫の利」のたとえになったということです。
鷸(しぎ):チドリ目 シギ科と、その近縁の科の鳥の総称。長いくちばしと足を持ち、水辺に住み、小魚、甲殻類、ゴカイ類、昆虫などを食べる。
漁夫の利:類義語
鷸蛙の争い(いつぼうのあらそい)
犬兎の争い(けんとのあらそい)
田父の功(でんぷのこう)
濡れ手で粟(ぬれてであわ)
漁夫の利:使い方
1.兄弟で喧嘩をしているうちに、妹が「漁夫の利」を得て、美味しお菓子を食べてしまった。
2.有力な候補が争っている間に、無名な候補が「漁夫の利」を得て、当選した。
漁夫の利:まとめ
うっかり争っていると、横から「漁夫の利」を得る人が現れますので、むやみの争うことは、やめなければいけません。
「漁夫の利」の語源になったお話は面白いですね。鷸とハマグリが争っている間に、両方が漁師に捕まってしまう。漁師は何もしないで利益を得たということに、なります。
「漁夫の利」の使い方は少し難しいですが、チャンスがあれば、使ってみてください。