ダルマギクのお花が花盛りです。
薄紫のやさしいお花で、枝に沢山つけていて、とっても華やかです。育てやすくて手間いらずで、毎年可愛いお花を咲かせてくれる優れ物です。
簡単に育てられるダルマギクについてレポートしています。
ダルマギク
撮影:わたし
1、どんな花
☆キク科の多年草 亞低木状で茎の基部が多少木化してよく分枝します。
葉は密に互生して重なり合います。(葉はビロードの毛でおおわれている。)
9月~11月に径3~4㎝の頭花を枝先につけます。淡い紫色の花です。耐寒性、耐暑性が強くて丈夫です。
2、植え付け
☆秋に花のついた株が出回ります。この苗を買って育てます。
☆横に広がるので、大きめの丸形プランター等に植え付けます。
☆花壇に植え付ける時
深さ30㎝ほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れて良く庭土と混ぜ合わせて植え付けます。
☆鉢植えに植え付ける時
市販の草花用培養土または赤玉土と腐葉土を2対1の割合で混ぜ合わせたもの等を使います。
☆植える場所
花壇の時:日当たりの良い水はけの良いところに植え付けます。
鉢やプランター:日当たりの良い場所に置きます。
3、植え替え
☆花壇に植えたもの:3年ぐらいで株が大きくなるので、春に株分けを兼ねて植え替えます。
☆鉢やプランター:毎年、春に植え替えます。
4、日常の管理
☆枝数を増やし、花つきを良くするために7月までに摘芯します。
(*摘芯:「ピンチ」「芯止め」とも言います。野菜や草花などの植物の成長を促すための手入れの作業の1つです。芯と呼ばれる芽の先端を摘みます。)
☆花が終わったら早目に花茎を切り取っておきます。
5、冬の管理
☆冬になったら枯れた枝を切り取っておきます。耐寒性が強いので霜よけ等はしなくて良いです。
6、増やし方など
☆増やしかた:挿し芽、株分け等で増やします。(私は花の茎が伸びすぎた時に切って植えておきます。あちこちに挿し木しておくと次々に増えてお花の時はとても綺麗です。)
☆肥料:植え付け、植え替えの時に緩効性肥料を与えます。
☆病気、害虫:アブラムシがつくことがあります。
まとめ
日当たりの良い水はけのよい場所を好む。
摘心をして花付きをよくする。挿し木や株分けで増やせる。
ダルマギクはとっても丈夫な草花で強いですので是非お庭の一員として加えてくださいね。薄紫のお花が可愛いです。
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