こんにちは！まきバッパです。
昨年の5月に生まれた姪の赤ちゃんは「下の歯2本と上の歯2本」が生えてきて大きく元気に育っています。
赤ちゃんの「歯のケア」は「何時ごろ」「どんなふうに」したら良いのでしょうか？きっとお母さんたちは心悩ませていると思います。
まきバッパは子供を「虫歯」にさせてしまった苦い経験をしていますのでどうすれば良いのかを調べて見ました。
赤ちゃんの乳歯は？
赤ちゃんの下の前歯が生えてきています
普通は生後6ヶ月頃から歯（乳歯）が生えてきます。
早い赤ちゃんでは3ヶ月ぐらいでも生えてくる場合がありますが、普通は生後3ヶ月～9ヶ月で生えはじめます。
早くても遅くても「前歯」から生えてきて、普通は前歯の下2本、次に上2本と生えます。そして前歯から奥歯へと順番に生え進んでいきます。
よだれは歯の生え出すサイン
赤ちゃんの「よだれ」の量が増えてくると「歯の生えるサイン」と言われています。（実際に姪の赤ちゃんがよだれを盛んに出していたところ下の歯が見えてきました）
赤ちゃんは自分で飲み込む力が備わっていないためにヨダレを垂らしてしまうことになるのです。
この頃に赤ちゃんが「グズグズ泣いたり」が多くなりますが、それは歯が生えてくる部分が痛かったり、気持ち悪かったりがあるようです。「夜泣き」が増えるのもこの頃です。
乳歯と体の成長、永久歯との関係
乳歯は体の成長や永久歯に影響を与えます。
歯が生え出す頃の赤ちゃんは急速に発達をします。体は大きくなって運動機能、脳の機能の発達も著しいです。親しい人の顔を覚えて人見知りをするようにもなり、自分で何かをしようとする成長も見られます。
この時期になると母乳だけでは栄養が足りなくなりますので「歯をしっかり保つため」にも「離乳食で栄養を摂る」ことも始めなければならない時期です。
乳歯にトラブルがあれば赤ちゃんは栄養がちゃんと摂れなくて体の成長も悪くなります。そして乳歯の健康は後から生える永久歯にも大きな影響が及びます。
「乳歯が虫歯になる」と永久歯の歯並びや形が悪くなって「発音にも影響」が及んできます。
「赤ちゃんの歯の健康」は健全な体の成長や生涯を通じての「口内を健康に保つため」にも必要です。
赤ちゃんの歯のケアは？
1.生後10ヶ月前後まで
1本～4本程度の乳歯が生えている時期の赤ちゃんは母乳を飲んでいます。
母乳の場合のケア：ガーゼや滅菌シートで拭き取る
粉ミルクの場合のケア：乳糖以外の糖分も含まれている場合も考えられるので「虫歯」になりやすいです。拭き取りを入念にします。
2.生後10ヶ月後から
自分で歯を磨く習慣をつけましょう
生後10ヶ月を過ぎると離乳食を食べ始めます。
「赤ちゃん用の歯ブラシ」でていねいに磨くようにします。歯ブラシは最初は嫌がってうまくいかないこともありますが、だんだん慣れていきますので根気よく慣らしてあげてください。
3.乳歯が生え揃った2歳ごろから
乳歯が生え揃ったら赤ちゃん用歯ブラシから「子供用歯ブラシ」にかえます。
そのときは「子供用歯磨き粉」や「歯磨きジェル」を使用します。乳歯が生え揃っても赤ちゃんが自分で歯磨きするだけでは「磨き残し」が出ますのでお母さんがきちんと磨いて上げるようにしてください。
4.乳歯のケア
歯と歯の間の磨き残しで虫歯ができます。歯のスキマはどうしても細菌がたまりやすくなってしまいます。
「子供用デンタルフロス」は歯医者やドラッグストアで手に入れることができます。デンタルフロスは歯のスキマにたまった細菌をきれいにする助けとなるアイテムですので歯ブラシと一緒に使用するのが良いです。
5.親も口腔ケア
いくら赤ちゃんばかり歯のケアをしても虫歯菌は人から人に伝染ってしまいます。親子で口腔ケアをしてスキンシップができるようになりましょう。
虫歯菌は口から伝染りますので、大人が使用したスプーンやコップをそのまま赤ちゃんに使うのはやめてください。
赤ちゃんばかりでなく、大人もしっかり「口腔ケア」をしてください。
まとめ
赤ちゃんの乳歯を虫歯にさせないように親がしっかりケアをしてあげなければいけません。乳歯の健康は永久歯にまで影響を与えますので生え始めた乳歯を守ってあげることは将来の口内健康を保つことにもなります。
しかし、乳歯に不安のある赤ちゃんは「歯科指導」を行っている「小児歯科」に相談してください。
