前回は脳血管性認知症に付いて書きました。
前回の記事はこちら
私は余り知らなかったのですが、調べていくうちにいろんな型の認知症があるのが分かりました。今回はレビー型認知症と前頭側頭型認知症を書いていきます。
レビー小体型認知症
原因
この認知症はレビー小体というたんぱく質が脳にたくさん溜まることによって起こる脳の委縮が原因だと言われています。
このたんぱく質はパーキンソン病の原因ともなるものです。
認知症を伴うパーキンソン病の症状は、最近にレビー小体認知症だとわかってきました。
だけど、なぜ異常なたんぱく質が溜まるのか解明されていません。
レビー小体型認知症の症状
パーキンソン病に似た症状です。身体の動きが悪くなり、歩行の障害や身体が固くなって転倒しやすくなります。
幻視も見るようになり、色のついた鮮明な人、動物、虫など、昼夜を問わず見るようになります。
そして、幻聴も発生することも。睡眠の時に夢に合わせて踊ったり、手足を動かしたり、歩いたりの症状も出たりすることも。
認知機能障害も変動しやすく、具合の良い時は話が通じますが、悪くなると何も分からなくなります。
状態の変動があって、毎日症状が変わるのですね。気分や態度、行動の変化するのが特徴です。
前頭側頭型認知症
初めて聞いた名前です。本当にいろんな認知症があるのですね。
原因
ほとんどの人は初老期に発症します。
原因は不明とのことですが、ピック球という異常な物が神経細胞に溜まる場合とTDP-43というたんぱく質が溜まる場合があるのが、今現在。発見されている原因です。
ここでもやっぱりたんぱく質の異常なのですね。
これは、1つの病気というよりいくつかの病気に分かれていると考えられています。10年以上かけて進行することが多いようです。
前頭側頭型認知症の症状
人格や性格が極端に変わる。
清潔保持、衛生面が管理出来ない。
柔軟な思考が出来ない。
反社会的な行動が増える。これらが、代表的な症状です。
また、毎日同じ時間に同じコースを同じパターンで天候に関係なく繰り返し歩く。決まった時間に同じ行動を繰り返さないと不機嫌になる。
そのほかは、今、自分が置かれている状況と関係ない言葉が繰り返し出てくる。
物の名前の意味することが分からなくなる。
言葉がだんだん出なくなる。
まとめ
タンパク質の異常にによって認知症が発症することが分かりました。
レビー小体型認知症も前頭側頭型認知症いろいろな困った症状が出てきます。
こんな状態になったら家族の人たちもたいへんです。
運動は勿論、食べるものにも気を付けいかなくてはいけませんね。
アルツハイマー認知症の記事はこちら
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