何でも好きな私ですが、26日に松竹座まで7月大歌舞伎に行ってきました。夜の部で4時開演です。
地下鉄を降りて道頓堀の橋の上を通りましたが。橋の上はいつもよりいっぱいの人で何やらみんな川のほうを見ています。
何だろうとプラカードを見ると映画「シンゴジラ」のイベントをしている。少しだけ覗きましたがゴジラ来ていたのかはわかりませんでした。夏休みになったのと、旅行者が凄く多いので心斎橋筋は人でいっぱいだったので。
七月大歌舞伎
松竹座の今日の公演は5代目中村雀右衛門襲名披露でもあり口上があるので楽しみにしていました。
5代目になられる方は中村芝雀さんで女方の綺麗な人です。夜の部の演目の「鳥辺山心中」のお染の役で披露と言うことですね。相手役の半九郎は片岡二左衛門さんです。素敵なハンサムなかたですので楽しみです。
イヤホンガイド
いつも、イヤホンガイドを借り解説してもらっています。歌舞伎のことは知らないことばかりなので、いろいろ教えてもらえて良いです。
借りるのは700円で保証金は1000円です。帰りに機械を返すと保証金も返ってくる仕組みです。きっと、帰りに返さない人や忘れる人がいたので保証金制度が出来たのでしょう。
鬼一法眼三略巻 菊畑
第一の演目は「鬼一法眼三略巻 菊畑」でした。吉岡鬼一法眼は中村歌六さん。吉岡鬼三太は中村橋之助さん。牛若丸は中村梅玉さん。皆鶴姫は片岡孝太郎さん。
この話は、鬼一法眼と鬼三太は実は兄弟なのですが、訳あって別れ別れになっています。
今は平家の武将である鬼一は源氏の大事な巻物を持っている。それを手に入れるために、鬼三太と牛若丸は名前を変えて家来になり潜入して、機会を狙っている。
話に出てこない設定があるので、解説なしでは分からなかったと思います。イヤホーンガイドは説明して貰えるので良く分かります。
姫に横恋慕している、豪傑が出てくるのですが嫌がられています。それは姫は牛若丸が好きなのです。姫は勇気を出して、いろいろアプローチするのですが、牛若丸は受け入れることはできません。源氏の再興と言う目的があるからですね。
今日は「菊畑」の場面だけでしたので。このお話全部、初めから見て観たいです。
5代目中村雀右衛門襲名披露
次は楽しみにしていた口上です。みなさん一列に並んで口上を述べられました。
坂田藤十郎さんが進行役で次々口上をリレーしていきます。最後に襲名した五代目中村雀右衛門さんが美しく力強く口上を述べられて、それを藤十郎さんがご贔屓賜りますようにと終わりの口上を言われました。
口上を聞いていると日本語って本当に美しい言葉ののだと分かります。歌舞伎言葉ですが聞き入ってしまいました。述べられた口上は台本が会って言われるのでしょうか。自分で考えているのかどちらなんでしょうか。
長くなってしまいましたので、「鳥辺山心中」と「芋掘り長者」は次にします。
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