こんにちは!まきバッパです。
2019年1月2日梅芸「マリーアントワネット」の昼公演へ行って来ました。
豪華な俳優陣とゴージャスな歌唱に、お正月から酔いしれてしまいました。
早速、感想を書いていきたいと思います。
梅田芸術劇場 マリーアントワネット 2019年1月2日 昼公演
1部 13:00~14:20
休憩 25分
2部 14:45~16:00
原作:遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」より
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ロバート・ヨハンソン
製作:東宝
キャスト
マリー・アントワネット:花總まり
マルグリット・アルノー:ソニン
フェルセン伯爵:古川雄大
オルレアン公:吉原光夫
ルイ16世:佐藤隆紀
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ
ロアン大司教:中山昇
ギヨタン博士:松澤重雄
ロベスピエール:青山航士
ラ・モット夫人:真記子
マリー・テレーズ:叶英奈
ルイ・シャルル:陳慶昭
アンサンブル
荒田至法
石川剛
榎本成志
小原和彦
川口大地
杉山有大
谷口浩久
中西勝之
山本大貴
横沢健司
天野朋子
石原絵理
今込楓
岩崎亜希子
首藤萌美
堤梨菜
遠山さやか
原広実
舩山智香子
山中美奈
吉田萌美
マリー・アントワネット 感想
マリー・アントワネット:花總まり
花總まりさんは益々綺麗で歌もグレードアップしている印象を受けました。フェルセン伯爵とのデュエットでは二人の声が美しく溶け合って聞き入ってしまいました。
古川フェルセンと花總アントワネットはビジュアルがとっても似合っていて、ぴったりだと思いました。
最後にはルイ16世に寄り添って子供を可愛がり子守唄を歌う場面は、しんみりしてしまいました。花總さんは完璧に役になりきって凄いなと思いました。
マルグリット・アルノー:ソニン
マリーアントワネットを憎み嫌っている、貧乏な市民です。宮廷に入り込んで、アントワネットのシャンペンをかけてしまいます。
それを、アントワネットは許してくれるのですが、ますます憎さが増していくのです。ソニンさんはその憎しみを持ったマルグリット役を、体当たりで歌い演じていました。
迫力ある歌声は前からで、注目していましたが、今回がとっても重要な役で存在感がすごいと思いました。歌も大迫力で良かったです。
フェルセン伯爵:古川雄大
フェルセン伯爵の古川雄大さんは、最初の場面から歌って魅せてくれました。素敵な歌声とビジュアルがマッチして良いなと思います。
花總さんとの美しい場面は、素敵でデュエットも抜群でした。王様一家を助けようと奔走するのですが、最後になって残念な結果に終わります。
古川フェルセンは素敵で、歌も抜群に良かったです。
オルレアン公:吉原光夫
吉原光夫さんのオルレアン公は、すごい歌声に圧倒されてしまいました。素晴らしい重みのある声で、心に響いてきます。悪役なのが残念ですが、悪役も吉原さんに似合っているなと思いました。
悪人は滅びるで、最後には悪行がバレて、捕まってしまいます。これは仕方がないことですね。吉原さんのすごい歌を今度はレミゼで聞けるので楽しみです。
吉原さんのオルレアン公は抜群の歌唱力で、良かったです。
ルイ16世:佐藤隆紀
シュガーさんのルイ16世は、穏やかな性格の良いところが、とってもよく出ていたと思います。歌も良い声で、穏やかな鍛冶屋になりたかったルイ16世にピッタリでした。
華やかなマリー・アントワネットとの会話の場面では、本当にアントワネットを愛していたんだなということが分かりました。
優しいルイ16世は、シュガーさんにピッタリで良かったです。歌も凄くよかったと思います。
レオナール:駒田一 ローズ・ベルタン:彩吹真央
ヘヤードレッサー役の駒田さんと、衣装デザイナーのローズ・ベルタン役の彩吹さんはマリー・アントワネットのお抱えデザイナーです。
最新のファッションを考えて、奇抜な提案をしたりして、面白いドレスを作っていました。本当は悪い人ではないと思うのですが、少し欲張りで危険を察すると素早く逃げて行く薄情な人たちでした。
駒田さんも彩吹さんも面白く演じていてよかったです。
ジャック・エベール:坂元健児
ジャック・エベールの坂元健児さんは革命家の詩人です。オルレアン公と組んで陰謀を企てて、国王一家を窮地に追い詰めていきます。
自分の詩を貧乏な市民に歌わせたり、新聞に悪い噂を書かせたりして、市民を洗脳していきます。そしてマリー・アントワネットを追い詰め、とうとう処刑にしてしまうのです。
坂元さんのジャック・エベールは、悪人らしくてよかったと思います。
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ
最後までマリー・テレーズとルイ・シャルルの世話係として、国王一家を支えています。しかし、ちょっとした外出の折に、暴徒たちに殺されてしまいます。悲しい最後です。
優しい感じの綺麗な人だと思っていたら、彩乃かなみさんでした。ランバル公爵夫人はとっても良かったです。
マリー・アントワネット:まとめ
どの役の人もめちゃくちゃ歌が上手くて聞き応えがありました。特に主役の花總さん、ソニンさんは熱演でした。
もちろん、吉原さんも佐藤さんも迫力ある歌声でとっても素敵でした。マリー・アントワネットが処刑されるという、余り好まない展開ですが、何しろプリンシパルの歌が完成度が高くて、痺れてしまいました。
コーラスも本当によかったです。
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