こんにちは!まきバッパです。
秋に可愛く咲いてくれるシュウメイギクです。
どう育てたら綺麗に咲かせることができるのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
シュウメイギク
シュウメイギク(秋明菊):概要
キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草
和名:キブネギク(貴船菊)
*中国から古い時代に入ってきた帰化植物です。
多年草で、秋に高く伸びた花茎の先に、大輪の花をつける。花弁に見えるのは萼片で花弁はありません。
シュウメイギク:育て方
シュウメイギク:季節・日常の手入れ
切り戻し:花が枯れたら、咲いていた茎を切る(来年も花を咲かせるために、切り戻しをします)
*冬になると花全体が枯れた状態になりますので、綺麗に枯れたものを、取り除いておきます。
シュウメイギク:日当たり
半日陰を好みます(日差しが強いと、葉が乾燥して、生育が悪くなります)
シュウメイギク:置き場所
*庭木の下、家の北側、庭木や生垣などの間などが適しています。
*冬には地上部分が全部枯れてしまい、地下茎で冬を越します。寒さに強いので、防寒の対策は不要です。
シュウメイギク:水やり
湿り気のある土壌を好むので、土が乾いたらたっぷりと、水を与えます。
地植えの場合は、半日陰で湿り気のある土壌ですので、特に水やりは必要ではありません(植え付けてから、根付くまでの間は、水を与えます)
シュウメイギク:肥料
お礼肥え:花が終わった頃に、化成肥料や固形の油かすを株の少し離れた場所に置きます。
*お礼肥えは、来年も花を咲かせるための、大切な肥料です。忘れずにお礼肥えをしてください。
シュウメイギク:用土
水持ちが良くて、有機質に富んだ弱酸性の土を好みます。
地植えの場合、保水力に問題があるときは、腐葉土を3割ぐらい混ぜ込んでマルチングしてあげます。
(マルチング:土壌の乾燥や多湿、地温の上昇などを防ぐため、わらやビニールで耕地をおおうこと)
鉢植えの場合は、小粒赤玉土と腐葉土を混ぜた土に緩効性肥料を混ぜ込みます。
シュウメイギク:植え付け・植え替え
適期:3月~4月に行います。
*地植えの場合は環境がよければ順調に株が増えて行きます。元気に育っているのであれば、植え替えはしないほうが良いです。
増えすぎて、窮屈になって、生育に影響が出ている場合は、株分けも兼ねて、植え替えをします。
*鉢植えの場合は、株が増えることを考慮して、6号鉢(直径18cm)に1株を目安に植えます。
シュウメイギク:増やし方
3月~4月の時期に株分けをして増やせます(地下茎から伸びた先に、子株ができているので、それを地植えや鉢植えにします。
シュウメイギク:かかりやすい病害虫
新芽などにアブラムシが発生します(アブラムシは小麦粉水を作って吹きかけ、しばらくすると、アブラムシが窒息しますので、きれいな水を吹きかけて洗い流すと退治出来ます)
シュウメイギク:まとめ
シュウメイギクは半日陰でやや湿った土を好みます。地下茎で増えますので、子株を株分けしてどんどん増やすことができます。
また、来年度に咲いてもらうために、切り戻しやお礼肥えを忘れずにすることです。
毎年、可憐な花を咲かせますので、植えてみてください。