こんにちは!まきバッパです。
「オキザリス」は四季折々楽しませてくれる、可愛い花です。
上手に育てるには、どうしたら良いのでしょうか?
早速、書いていきたいと思います。
オキザリス
オキザリス:概要
カタバミ科 カタバミ属(オキザリス属) 球根 草花 多年草 一年草
和名:ハナカタバミ
その他の名前:オクサリス
原産地:中南米 南アフリカ
開花期
春咲き:5月初旬~6月下旬
秋、冬咲き:10月中旬~2月下旬
四季咲き:年間を通して咲く
耐寒性:強い品種~弱い品種
耐暑性:強い品種~弱い品種
花色:黄 白 ピンク 紫 オレンジ 複色
*オキザリスはカタバミの仲間で、世界に800~850種が広く分布しています。形状も様々で、ロゼット状のもの、低木状のもの、球根のもの、多肉植物に似たものなどがあります。開花期、生育環境や性質などもいろいろで変化に富んでいます。
日本で自生するミヤマカタバミなど6種が自生していますが、その他に7種の外来種が帰化植物になっています。
花は雨天や夜には閉じていて、日中に日差しを浴びると、盃状やロート状に大きく開きます。葉はクローバーのように3小葉や4小葉のもの、5~10複裂するものもあります。
栽培されるのは主に20種類です。四季咲きタイプ、秋冬の開花するタイプ、春夏タイプなどです。
オキザリス:種類
1.オキザリス・ボーウィー(ハナカタバミ)(濃いピンクの大輪花を咲かせる。10~2月頃まで長期に咲く)
2.オキザリス・バーシカラー(花弁の外側が濃いピンクの覆輪で、閉じた状態がパラソル状になり可愛らしい。11月から2月まで開花する)
3.オキザリス・ロバータ(濃い黄色の花で葉が小さい割に花が大きい。秋に開花する)
4.オキザリス・プルプレア(フヨウカタバミ)(花径が3cmぐらいある大輪種で、花色はローズ、ラベンダー、ホワイトとある。11月から3月に開花する)
5.オキザリス・ヒルタ(濃いピンクの花で細長い葉を付ける。秋咲き種)
6.オキザリス・ペンタフィラ(優しいピンク色で秋咲き種。葉はマツバ状になっている)
7.オキザリス・ペスカプラエ(オオキバナカタバミ)(大きな黄色の花で春咲き)
8.桃の輝き
9.スプリング・チャーム(ピンク、オレンジ、黄などの花色がある)
10.オキザリス・テトラフィラ(デッペイ)(大きな四つ葉で、花は濃いサーモンオレンジ色)
11.オキザリス・トリアングラリス(変種が多く、紫色の葉の種類もある。四季咲きに近い性質を持っている)
12.オキザリス・アーティキュラータ(イモカタバミ)(耐寒、耐暑性が強くて、30cmぐらいの塊になる)
13.パルマ(大株に育てると、小さな傘のような葉が密生して見事になる。夏の休眠して、秋に白い花が咲く)
オキザリス:育て方
オキザリス:季節・日常の手入れ
ほとんど、手がかかりません。成長期と休眠期に合わせた管理をすることが必要です。
オキザリス:日当たり・環境
半耐寒性の球根が多いので、日当たりが良くて水はけの良いところが適しています。
休眠中は、乾かし気味がよくて、特に夏に休眠するものは、根腐れなど起こしますので、水や肥料の管理に注意をします。
休眠中は日陰でも良いのですが、生育開花時期には、十分な日当たりが必要です。
オキザリス:水やり
乾燥に強いのですが、生育期、開花期などは、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
休眠期には、乾燥気味にして球根を腐らせないように管理します。
オキザリス:肥料
あまり肥料を必要としませんので、無肥料でも育ちます。
成長期には置肥をするか、月2~3回ほど液体肥料を施すと、花数が多くなって、球根の数もよく増えてきます。
オキザリス:用土
赤玉土7+腐葉土3に配合した土か、草花用培養土を使用します(アデノフィラ種は山野草として栽培されるので、鹿沼土や山砂などで育てます)
オキザリス:植え付け・植え替え
ポット苗の植え付け:庭植えにするか、一回り大きい鉢に植えます。
球根の植え付け:1年目は小さいので、鉢かポットで養成します(1年目は大きくなく、ボリュームもあまりありません)
植え替え
2~3年すると根は混み合ってきて、根詰まりになって、生育も悪くなってきます。休眠があけて成長する時に、株分けをして植え直しをします。
オキザリス:増やし方
よく分球をしますので、自然に増えていきます。
オキザリス:病害虫
ほとんどみられません。
オキザリス:まとめ
オキザリスは花色や形など種類が豊富で、全世界に800から850種ほどが分布しています。日本のオキザリスも6種自生しており、外来種も7種ほど帰化植物になっています。
開花の時期も、四季咲き、春咲き、秋冬咲きと、年間を通して咲く種類が豊富です。
初心者でも育てられる種類もありますので、まずは易しいオキザリスから挑戦してみてください。