こんにちは!まきバッパです。
てんちゃんと藤吉夫妻も誤解がわかりまた仲良くなれてよかったですね。
団真さんもやっと高座に上がり、落語の「崇徳院」でお客さんに大いに笑ってもらえました。
お夕さんが励まして、団真の落語は凄いと言い続けたことはウソではなかったのです。
藤吉も団吾に大看板になってもらえました。大看板を迎えた風鳥停はどうなっていくのでしょうか?楽しみですね。
この記事ではネタバレを含むあらすじを書いていますので先の展開を知りたくない方は読まないように注意してください
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NHK朝ドラわろてんか第11週「われても末に逢わんとぞ」あらすじネタバレ感想
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NHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』第12週「お笑い大阪春の陣」あらすじネタバレ感想
北村笑店は団吾(波岡一喜)の専属契約で順調に経営が伸びていき寄席を3軒に増やすまでになりました。
藤吉(松坂桃李)は番組作りに頭を悩ませています。
それは芸人たちは3軒の寄席を掛け持ちで出演して貰っていましたが、ほとんど寺ギンの差配で送られてきていたので、藤吉の気に入った番組を作れないのです。
藤吉は自分が納得のいく番組を作りたいと思っていました。
それで自分が自由にできる芸人を増やして、寄席の数をもっと増やそうと考えていました。
そうなると太夫元の寺ギン(兵藤大樹)と対立することになります。
てん(葵わかな)はその事を心配していました。
そんな矢先てんが生活に困っていた佐助という芸人を助けます。
佐助は寺ギンのところの曲芸師でケガをしたために高座にあがれず、その上寺ギンには借金があるために生活に困っていたのです。
それを知ったてんは佐助の奥さんにお金を渡したのが寺ギンに知られてしまいます。
佐助を北村笑店が引き抜こうとしていると寺ギンは抗議に押しかけてきたのです。
藤吉は寺ギンに謝りもう少し芸人たちのことも気遣ってはどうかと助言をしました。
寺ギンのところの芸人は暮らしのせいか、どこか芸がぞんざいになっているのを感じていたからです。
寺ギンには暮らしが出来るだけの賃金をもらえていないのです。
寺ギンは笑って北村笑店を見習って芸人を大切にすると言って帰って行きました。
そんなことで収まるような寺ギンではありません。
数日後、寺ギンは風鳥亭に出演予定の全員が食あたりを起こして出演できなくなったと連絡をしてきます。
寺ギンは芸人に優しくすると決めたのだから無理に出演はさせられないのだと言いますが、それは藤吉に腹を立てた寺ギンの嫌がらせだったのです。
藤吉が団吾と専属契約したことや佐助が困っているところを助けたことで寺ギンが腹を立てているのです。
その後寺ギンは北村笑店の3軒の寄席にゼンゼン芸人をよこさなくなり藤吉は走り回って芸人を調達しますがそんなことでは追いつきません。
藤吉はやっぱり自分が太夫元にならなければいけないと改めて決心をします。
てんも賛成しますが太夫元になるには1つだけ条件があって、芸人さんのお給金を月給制にして芸人さんとその家族を一生面倒見る覚悟でして欲しいと話します。
このことに藤吉も賛成して北村笑店では芸人も使用人も能力や働きぶりによって決められた月給が払われるようになりました。
月給制ということに注目が集まり、大阪中の芸人たちの話題になり寺ギンのところの芸人達が藤吉を訪ねてきて自分たちも雇って欲しいと押しかけてきます。
そこへ風太(濱田岳)がやってきて芸人たちを引き止め、藤吉とてんに月給制はやめて寺ギンに謝るようにと言います。
しかしてんは「これは新しい時代の自分たちのやり方や」と風太の助言は聞き入れません。
風太の心配は的中して寺ギンは自分以外の太夫元にも風鳥亭には芸人を送らないように圧力をかけておどしているのでした。
他の太夫元も揉め事はゴメンだと寺ギンに従い風鳥停は3軒の寄席のうち2軒が休業ということになります。
てんは落語界の重鎮の喜楽亭文鳥(笹野高史)に助けを求めたらと藤吉に助言をして、藤吉は文鳥に会いに行きます。
文鳥にいる料亭に入ると中から寺ギンが「遅かったな~」と出てきて藤吉に勝ち誇ったように言って帰っていきます。
寺ギンの率いるおちゃらけ派と伝統派が手を組んだと聞かされた藤吉は文鳥に合わずに帰ってしまいます。
その数日後、寺ギンが風鳥亭の事務所に現れて小屋を自分に売るように藤吉に迫ります。
そこへ風太がおちゃらけ派の芸人を引き連れてやってきて「この芸人たちをまとめて雇ってやってください」と言います。
おちゃらけ派の芸人が寺ギンに反旗をひるがえして北村笑店に入ろうとするのを風太が協力したのです。
しかし寺ギンは慌てず「借金を返すまでお前たちはわしのもんや」と言い放ちます。
それを聞いたてんは芸人たちの借金は北村笑店で肩代わりすると言います。
そして文鳥も風鳥亭にきてくれました。
てんはみんなの前で梅干のツボを取り出して開けます。
そこにはてんのコツコツ貯めたへそくりが入っていたのです。
そして総額千五百円を超える芸人たちの借金をこれで返済するとてんは言い、それを聞いた文鳥はてんの才覚に感心して伝統派の噺家もみんな北村笑店に入ると宣言するのでした。
このことで寺ギンは大阪演芸界から去り風太は北村笑店の番頭になりました。
そして1年後。
北村笑店は寄席を10軒に増やし、大阪千日前に「南地風鳥亭(なんちふうちょうてい)」を開業の運びとなりました。
まとめ
今回は寺ギンとの凄い攻防が繰り広げられました。芸人たちを束ねる太夫元が芸人を大事にしないのですから芸人には好かれませんね。
寺ギンに借金をしているので生活が苦しくて芸が荒れてきます。藤吉はやはり芸を見極めるのには秀でているようです。
コツコツ貯めたへそくりを芸人の借金のために出してあげる。てんは本当に才覚があります。
内助の功で藤吉も助けられました。
千日前に南地風鳥亭が出来上がりこれからもどんどん発展していくことになるのでしょう。楽しみです。
また第13週も書いていこうと思いますので良かったらよんでくださいね。