こんにちは!まきバッパです。
梅雨だというのにまきバッパの庭には少ししか雨が降らないので
さぞかしお百姓さんは困っているだろうなんて考えていますと
昨晩から物凄い勢いで雨が降ってきまして今も続行中です。きょう1日は降ったり止んだりのようです。
昨日は曇ってはいたのですが、水をやり伸びてきた枝葉を始末していると、真っ白いとんでもないものを見つけてびっくりしてしまいました。
ブラックベリーの木が真っ白になっていたからです。
これはうどんこ病ですね。
うどんこ病について農薬を使わないで治療する方法を書いていきたいと思います
うどんこ病の特徴と発生の時期は?
うどんこ病はウドンコカビ科の純活性物寄生菌による植物病害のことです。(活物寄生:生物が、生きている他の生物体に寄生し、養分などを吸収すること)
うどんこ病の発生時期:4月~6月 9月~11月
うどんこ病の発生温度:17度~25度が適温(真夏、真冬は自然治癒する)
うどんこ病は葉の表面に白いカビが生える病気でうどん粉をまぶした様子に似ているところから名前がつきました。ほとんどの植物に発症する恐れがありますがカビが増えて真っ白になった部分は光合成ができなくなって、その増えた菌がほかの植物に移ることがあります。
ほっておく枯れてしまうこともあるので見つけた時に早く治療することが大切です。初期の場合は薬剤等でくい止められますが症状が進んでいる場合は葉など切り取ってしまわないといけなくなります。
早期発見、早期治療、早期予防が大切です。
重曹や酢でうどんこ病を治療する方法は?
重曹や酢を薄めたスプレーを噴きかけることでうどんこカビ菌を退治できます
重曹(アルカリ性)を水に溶かし病気にかかった部分に吹きかけます。
酢も同じでどちらも原因となる菌を死滅させることができます。
うどんこ病に効く重曹溶液のつくり方
1.重曹液の作り方:食用重曹1gに対して水500〜1,000ccの割合で混ぜスプレー容器に入れて使用する。
2.酢水の作り方:食酢3ccに対して水50ccの割合で混ぜスプレー容器に入れて使用する。
食用重曹を水で500~1,000倍に薄めて、よく混ぜうどんこ病になっている部分に噴きかけます。1度でダメな時は乾燥してから何度か吹きかけてあげます。
大量にかけすぎると葉焼けする原因になりますのでかけ過ぎに注意をしてください。お酢の場合は、使用後の臭いトラブルがあるので風の向きなどに注意が必要です。
うどんこ病は早めに対処すると自然治癒できる病気なので気温が高くなってくる時期には毎日よく観察をしてチェックを怠りなくしましょう。早期発見することでかれるなどのトラブルを防ぐことができます。
まとめ
うどんこ病は暑くなる4月から6月、9月から11月に発生します。
早めに見つけて対処することが大事ですが食用重曹や食酢を薄めたものでスプレーして治療することができます。
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