こんにちは!まきバッパです。
「狡兎死して走狗烹らる」って聞いたことがありますか?
難しい言葉ですけど、どういったことを言っているのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
狡兎死して走狗烹られる
狡兎死して走狗烹らる:読み方
こうとししてそうくにらる
狡兎(こうと):すばしこい兎のこと
走狗(そうく):よく走る猟犬のこと
狡兎死して走狗烹らる:意味
必要な時は重宝がられるが、用がなくなれば、あっさり捨てられることのたとえ。
狡兎死して走狗烹らる:語源
史記の中に「狡兎死して走狗烹られ、高鳥(こうちょう)尽きて良弓(りょうきゅう)蔵(おさ)めらる」と書かれてあるところからの引用で「狡兎死して走狗烹らる」のたとえになったということです。
*兎を捕まえる猟犬も、兎が死んでいなくなれば用なしになり、煮て食われることから「価値があるときは大事にされるが、なくなれば簡単に捨てられることを言います。
*「高鳥(こうちょう)尽きて良弓(りょうきゅう)蔵(おさ)めらる」は、高く飛ぶ鳥を射尽くしてしまうと、良い弓もしまわれてしまうということです。
狡兎死して走狗烹らる:類義語
飛鳥尽きて良弓蔵る(ひちょうつきてりょうきゅうかくる)
狡兎死して走狗烹らる:使い方
1「狡兎死して走狗烹らる」で、.会社の方針が変わった途端に、従業員全員が入れ替わってしまった。
2.クラスの代表で走るはずだったのに、足の速いA君が転校してきたので、代表を外されてしまった。「狡兎死して走狗烹らる」ということだ。
狡兎死して走狗烹らる:まとめ
「狡兎死して走狗烹らる」というのは、今まで重宝がられていたのに、用がなくなったらあっさり捨てられてしまうということです。
兎がいなくなれば猟犬は仕事がなくなって、人間に食べられてしまいます。
「狡兎死して走狗烹らる」の使い方は、少し難しいと思いますが、チャンスがあれば使って見てください。