こんにちは!まきバッパです。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ってどういうことなんでしょうか?
虎穴って虎が住んでる穴のことですよね!
どんなことなのか早速、書いていきたいと思います。
虎穴に入らずんば虎児を得ず
虎穴に入らずんば虎児を得ず:読み方
こけつにいらずんばこじをえず
虎穴に入らずんば虎児を得ず:意味
危険を冒さないと大きな成功は得られないということ
虎穴に入らずんば虎児を得ず:語源
中国の後漢時代にシルクロードの交易で桜蘭へ使者で言った班超の話が元になって出来た故事成語である。
お話は明帝に班超は命令を受けて使者として鄯善国(桜蘭)に行きます。鄯善王は初めは友好的でしたが匈奴の国の使者が来ると急に態度が冷淡になってきました。
これは漢ではなく匈奴の国の方になびくつもりだな、うっかりすると殺されてしまうと察した班超は他の使者36人と相談します。
「虎穴に入らずんば虎児を得ずだ。夜襲をかけて火攻めにして皆殺しにしよう」とこっそり使者の36人と匈奴の国の陣営に忍び込んで夜になるのを待ち寝込みを襲います。
何の抵抗もできなかった数百人の匈奴の国の使者たちは全員死んでしまい全滅してしまいました。
そのことを知った鄯善王は漢の国に帰順することを決めました。
匈奴の国の陣営に攻め込む時に班超が鼓舞するために言った言葉が「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だったのです。
虎穴に入らずんば虎児を得ず:類義語
危ないところに登らねば熟柿は食えぬ
虎穴に入らずんば虎児を得ず:使い方
1.このことを成功させるには「虎穴に入らずんば虎児を得ず」で頑張らないといけない。
2.世の中には「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の考えで成し遂げた人が大勢いるはずだ。
3.「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だとわかっているんだがその勇気が私には無いのが悔しい。
虎穴に入らずんば虎児を得ず:まとめ
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」といったのは中国漢時代の班超だったんですね。
本当に勇気のあることをして成功をした人です。
人間ここぞと思うときに勇気を出すことはとっても大事だと思います。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」は使い方は簡単だと思いますのでチャンスができたら躊躇なく使ってみてください。