こんにちは!まきバッパです。
キンセンカ(カレンデュラ)は鮮やかなオレンジ色のお花です。
春に咲いてくれるので、庭が明るく華やかになりますね!
美しく咲かせるにはどうすれば良いのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
キンセンカ(カレンデュラ)
キンセンカ:概要
キク科 キンセンカ属(カレンデュラ属) 草花 一年草/多年草
和名:金盞花(きんせんか)
別名:ポット・マリーゴールド カレンデュラ
原産地:南ヨーロッパ
開花期:3月~6月
耐寒性:強い~やや強い 耐暑性:弱い~やや弱い
花色:黄 オレンジ 複色
*キンセンカ属の学名がカレンデュラで、ラテン語でカレンダーを意味します。地中海沿岸地域に20種ぐらいの原種があります。
このうちのトウキンセンカ(オフィシナリス種)が最も多く栽培されています。品種も多くて、黄やオレンジ色の暖色系の花が長期間咲き続けます。草丈や花の大きさ、花弁数など様々です。
ホンキンセンカが古くから栽培され、その一品種の「冬知らず」は小輪多花性で、寒さに強くて、冬中咲き続け、花壇やコンテナなどに利用されています。
キンセンカ:育て方
キンセンカ:季節・日常の手入れ
植え付けてからはほとんど手間がかからない丈夫な花です。
花柄摘み
タネを取る花以外は、終わった花を切り取っていく作業をします。花が終わった順番に切り取っていくと、花壇がきれいに見栄えよくなります。
キンセンカ:日当たり 環境
日当たりの良いところであれば、良く育ちます。場所や品種によってはこぼれ種で毎年花が咲きます。
秋に種を蒔けば、暖地では12月~2月頃から咲き始めます(通常は3月から5月が花の最盛期になって、夏には枯れます)
*寒さには強く、戸外で栽培されますが、茎が伸びていない苗(ロゼット状態の苗)などはー15℃でも大丈夫です。
キンセンカ:水やり
庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、鉢やコンテナは土が乾いたらたっぷり与えます。
*加湿状態が長く続くと根腐れする場合がありますので注意してください。
キンセンカ:肥料
花壇に植える場合は、植え付け時に、元肥として堆肥と緩効性肥料を混ぜ込んでおけば、追肥は不要です。
鉢植えの場合は元肥の他に、月1回の液肥を施します。
キンセンカ:用土(鉢植え)
赤玉土7+腐葉土3の割合で配合した土、または草花用培養土が適しています。
キンセンカ:植え付け・植え替え
種まきを9月~10月にします。秋蒔きが適期ですが、春蒔きもできます。
種まきの適温は20℃ぐらいです。
種まき:手順
種をポットまたは育苗箱に蒔きます>>5~6日で発芽します>>本葉が4~5枚になったら、鉢や花壇、コンテナに植え付けます。
*直蒔きでも育てることができます(直蒔きにして、間引きをしながら育てる)
キンセンカ:増やし方
花後のタネを保存しておき、秋に蒔くとよく発芽します。
キンセンカのタネは寿命が長くて5年ぐらい経ったタネでも発芽します。しかしその年に採ったタネは、その年に蒔く方が発芽率が良いです。
キンセンカ:病害虫
病気 うどんこ病 炭そ病
予防策として、日当たり、風通し、水はけなどを改善して苦土石灰を施します。連作による生育不良が出る場合もありますので、数年ごとに植える場所を替える方法が良いと思います。
害虫 ヨトウムシ アブラムシ
ヨトウムシはヨトウガの幼虫(イモムシ)で、昼は土の中にいて、夜になると花や葉などを食い荒らします。夜に懐中電灯などで探して、葉の裏などに引っ付いているイモムシを退治してください。見つけて始末するのが一番良い方法です。
キンセンカ:まとめ
キンセンカは育てやすくて手間がほとんどかかりません。こぼれたタネで毎年咲くぐらいです。9月から10月に種まきをすると春には花が咲いてくれます。
水はけが悪いとうどんこ病が発生してしまいますので、日当たり、風通し、水はけなどを改善して土に苦土石灰などを施します。
タネは採取した年に蒔くと、発芽率が良いです。とっても元気な花で育てやすいので、是非挑戦してみてください。
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