こんにちは!まきバッパです。
釣鐘型の花の形が可愛らしい「カンパニュラ」ですが、どうしたら綺麗に咲かせることができるのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
カンパニュラ
カンパニュラ:概要
キキョウ科 ホタルブクロ属 二年草
和名:風鈴草
原産地:南ヨーロッパ(フランス南東部からイタリア半島)
開花期:5月から7月
花色:白 ピンク 紫
*カンパニュラ・メディウムはヨーロッパでは古くから栽培されてきた植物です。野生種はフランス南東部からイタリア半島に分布し、標高0~1500メートルんの日当たりの良い岩場に見られます。
カンパニュラ:育て方
カンパニュラ:季節・日常の手入れ
支柱立て
花径が伸びてきたら、倒れないように支柱を立てます。
剪定・切り戻し
花が付いているときは、剪定は行わず、花が咲き終わった頃に花柄を摘み取ります(この時に枝は残しておきます。残しておいたほうが、新しい成長を促すことができます)
収穫
花が咲き終わり、花柄を摘まずに置くと、だんだん茶色くなって、種の袋ができてきます。しばらく時間が経つと種ができます。
中に、黒くて小さな粒が入っているのが、カンパニュラの種です。自分で種蒔きをする方は7月~8月に収穫をしてください。
カンパニュラ:日当たり
風通しの良い、日なたで育てます(日陰では育てられません)
カンパニュラ:環境・置き場所
庭植えの場合は、土を盛り上げたところ(20~30cm)に植えます。
土には完熟堆肥を混ぜて、水はけをよくしてから、石灰を施して中性から弱アルカリ性にします。
カンパニュラ:水やり
鉢植えの場合:鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
庭植えの場合:ほとんどやる必要はありません。乾燥が続く場合は、あげてください。
カンパニュラ:肥料
.苗を植え付けるときに、緩効性化成肥料を、元肥として施します>>冬以外の生育期に、月2~3回液体肥料を与えます
カンパニュラ:用土
1.水はけの良い土を好みます:赤玉土7+腐葉土3の割合で混ぜ込んだ土を使用します(市販の草花用培養土を使うと手軽です)
2.用土を中性~弱アルカリ性にするために石灰を混ぜ込み、土を中和させます。
カンパニュラ:植え付け・植え替え
種まきをした場合:発芽して本葉が2~3枚の時期に、3号ポットに鉢上げします>>9月~10月上旬に、成長した苗を鉢や花壇に定植します(移植の場合、乱暴に扱うと、根が傷みますので慎重にしてください)
カンパニュラ:増やし方
種まきで増やせます。
種まき:6月~7月に蒔きます(種まきが遅れると、翌年開花可能な株に育たないうちに、冬になってしまいますので、必ず適期を守ってください)
市販の種まき用の用土、赤玉土どちらかを用意して、種をなるべくまばらに蒔き、発芽を待ちます。
カンパニュラ:病害虫
病気:菌核病 斑点病 白絹病 根腐病 灰色カビ病
6月~9月に発生する菌核病や根腐病があります。また1年中発生する斑点病、5月から9月に発生する白絹病は、株が枯れてしまうことがあります。白絹病は放置すると、病原菌が土中で生き残り、毎年発病を繰り返すことになります。
水はけが悪いと発生しますので、病気の株を根ごと取り除き、風通しと水はけをよくすると、発病を抑えることができます。
害虫:ヨトウムシ
ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、葉を食べ尽くしてしまいます。主に晩春から初夏と初秋に発生します。温暖な土地では、年中みられることもあります。
カンパニュラ:まとめ
カンパニュラは風通しと日当たりが良い場所を好み、水はけが悪い状態だといろんな悪い病気にかかってしまいます。
環境が整えば、元気に育ってくれます。
中性から弱アルカリ性の土を好むので、石灰を混ぜ中和させます。
種まきで増やすことができますが、種まきの適期の6月~7月に蒔かないと、花が咲く苗に育たないので必ず蒔きどきを守ることです。
注意をして育てると元気よく育ちますので、カンパニュラに挑戦してください。
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