こんにちは!まきバッパです。
お正月も近づいてきましたね。
その前にクリスマスがありますが何か気ぜわしい月ですね!12月は!
まきバッパの庭の千両も今年は立派に実を付けてくれました。
千両はめでたいお花なので是非植えておきたいですよね。それで千両の育て方をレポートしていきます。
撮影:わたし
千両
センリョウ科
常緑低木
種類:センリョウ:赤い実がなる
キミセンリョウ:黄色い実がなる
開花期:5月中頃~7月中頃
花芽形成時期:7月中頃~9月
果実形成時期:11月中頃~2月中頃
植え付け時期:4月中頃~5月中頃:9月~10月
剪定時期:11月中頃~1月中頃
*万両と並んで正月の縁起木の一つで主に冬に色ずく赤や黄色の実を鑑賞。
常緑低木で半日陰の場所で自生している。
日常の手入れ
撮影:わたし
剪定
千両は「株立ち」で地面の際からたくさん枝を出します。ほとんど枝分かれしませんので、そのままにしておいても木の形崩れません。
しかし、茂りすぎると風通しの問題が起きて蒸れて葉が落ちてしまいますのでそのときは切って枝数を減らすようにします。
剪定は11月中頃~1月中頃に行います。
実のなっているのを切り、実のなっていない若い枝を残します。
あまり切りすぎると木がや割りますので注意してください。
実がつかなかった原因
初夏に花が咲いたのに実がつかなかった原因
1.日照不足
2.水切れを起こした。
3.受粉が出来ていなかった。
(開花時期に長雨が原因で花粉が洗い流されて受粉できなかった。)
雨の影響が出てくるのね!
日当たり
*野生の千両は常緑広葉樹の下、1年中薄日の当たる場所に自生する。
1.強い日差しや西日などは苦手で半日陰の場所を好む。
2.強い日差しを受けると葉が黄色っぽくなって衰えて枝枯れを起こすもとになる。
3.1.年を通じて半日陰の場所が良い。暗い日陰だと実付きが悪くなる。
*暖かい地方の植物なので寒さに弱い。
*地植えは東北より南の地方。
置き場所
*寒い地方は鉢植えで育てます。
1.冬の霜や寒風を避けられる場所に移動させる。
2.霜も寒風も枝枯れの原因となる。
3.乾いた寒風は花芽も枯らします。
*花芽を枯らすと実は付きません。
水やり
地植えの場合:特に水やりをすることはありません。
鉢植えの場合:土の表面が乾いたらたっぷり水を与えてください。
肥料
1.肥料は年に1回、2月頃に化成肥料+油かす+骨粉を等量に混ぜて株の周りに少量施します。
2.肥料は少なめの方が株がバランスよく育って実もっよく付きます。
3.肥料が多いと枝や葉が茂ってしまい実もつかなくなります。窒素が多いとそのことがよく現れます。
用土
1.腐葉土のような腐植質の入った湿った土を好む。
2.鉢植えの場合
赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土を使う。
植え付け
4月中頃~5月中頃
9月~10月中頃
*地植えの場合:植える場所に腐葉土+堆肥を多めに混ぜておく。
植え替え
*鉢植えの場合:3月~4月頃に新芽が地面から伸びてこなくなったら鉢の中がいっぱいになっている可能性があります。
*その時には一回り大きな鉢に植え替えてやります。
増やし方
挿し木 種まきで増やせます。
挿し木
1.5月~6月頃
1.枝を2~3節のところを切る
2.先端の4枚を残して下の葉は取ってしまう
3.4枚の葉が大きい時は先端を3分の1位切り取って葉の表面を小さくして、水分が出ていくのを防ぐ。
4.1時間吸水させる。
5.赤玉土の鉢に植える。
種まき
撮影:わたし
1.3月頃に熟した果実をとって種を取り出し土に蒔く。
2.芽が出るまでに3~4ヶ月かかるので乾かさないように管理をする。
3.順調に育ち3年ぐらいで実を付ける株になる。
まとめ
千両は寒さに弱く寒風や霜に当たると枯れることがあるので寒い時は気を付けて管理する。
肥料は控えめにしないと実付きが悪くなってしまうので注意する。
挿し木や種まきで増えるので簡単に増やせる。
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