こんにちは!まきバッパです。
梅田芸術劇場で上演されている「ロミオ&ジュリエット」を観劇に行ってきました。初見の葵わかなさんが出演ですので、どんなジュリエットなのか楽しみにしていました。
早速、感想を書いていきたいと思います。
2019年4月3日 梅田芸術劇場「ロミオ&ジュリエット」昼公演
キャスト
ロミオ:古川雄大
ジュリエット:葵 わかな
ベンヴォーリオ:木村達成
マーキューシオ:平間壮一
ティボルト:廣瀬友祐
死:大貫勇輔
キャヒュレット夫人:春野寿美礼
キャヒュレット卿:岡幸二郎
モンタギュー夫人:秋園美緒
モンタギュー卿:宮川浩
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:岸祐二
パリス:姜暢雄
ヴェローナ大公:石井一孝
R&Jダンサー
飯田一徳
祝陽平
大場陽介
岡田治己
小南竜平
小山銀次郎
酒井航
鮫島拓馬
鈴木凌平
高木勇次朗
仲田祥司伊藤香音
おぐせいくこ
織里織
小松芙美子
齊藤恕茉
Sarry
島田友愛
杉浦小百合
鈴木百花
平井琴望
深瀬友梨
松島蘭
渡辺祟人
感想
ロミオ:古川雄大
古川雄大さんはとってもステキなロミオでした。
ロミオはモンタギュー家の息子、ジュリエットはキャヒュレットの娘ですが、お互いの家は仲が悪くて争いが絶えません。
ロミオはキャヒュレット家の仮面舞踏会に行き、ジュリエットと出会ってしまったのが、悲恋の始まりです。
ロミオは争いを止めようとしていますが、そのロミオが偶然とはいえ、マキューシオを殺してしまいます。それでヴェローナを追放されてしまうのです。
本当に悲しいお話ですが、そのロミオが役の古川雄大さんは、ビジュアルもぴったりで、歌が抜群に上手くてステキでした。
ジュリエットとのデュエットもきれいでした。そして、ステキにロミオを演じていて良かったです。
ジュリエット:葵わかな
葵わかなさんは、とっても可愛くてジュリエット役にぴったりだと思いました。声もきれいなソプラノで、歌もとっても上手でした。
演技はすごく良くて、可愛らしいジュリエットでした。古川ロミオとのデュエットも美しくハモっていて良かったです。
ティボルト:廣瀬友祐
ジュリエットが好きなティボルなのですが、好きだと言えないで悩んでいます。いとこ同士は結婚できないのです。そして、ジュリエットの母のキャヒュレット夫人はティボルトが好きなのです。とっても複雑な家庭です。
ティボルトが歌う「ティボルト」の歌は、心の叫びの歌ですが、廣瀬さんは、とっても上手く歌っていました。
廣瀬友祐さんはちょっと影のあるティボルト役を上手く演じていて、キャヒュレット夫人の春野さんとの演技も、とっても良かったと思います。
キャヒュレット夫人:春野寿美礼
久しぶりにまきバッパは、春野さんの素晴らしい歌を聞いて感動しました。モンタギュー夫人と歌う「憎しみ」の歌は、本当にすごいと思いました。
マキューシオとの関係や、ジュリエットの出生の秘密など、いろんなことを抱えているキャヒュレット夫人を、春野さんはサラリと演じていました。
大好きな春野寿美礼さんを見ることができて、本当に良かったです。
キャヒュレット卿:岡幸二郎
浮気者のキャヒュレット卿は、妻にもジュリエットにも受け入れられず悩んでいますが、それは自分が蒔いた種なのです。
借金を返すために、ジュリエットをパリス伯爵と結婚させようとする、悪い父親です。
悩んで歌う岡幸二郎さんの歌はとっても心に響くステキな歌で、良かったと思います。
ヴェローナ大公:石井一孝
威厳のあるヴェローナ大公ですが、キャヒュレット家とモンタギュー家の争いに、手を焼いています。しかしきっぱりと、争いをやめるように両家に言い渡します。
石井ヴェローナ大公はビジュアルも威厳が合って、歌もとってもステキに歌っていて良かったと思います。
乳母:シルビア・グラブ
愉快で明るい乳母で、ジュリエットを可愛がって世話をしています。ロミオのこともちゃんと応援してくれて、味方になってくれています。
面白い乳母をシルビア・グラブさんは、軽妙に楽しく演じていました。ロミオのところにお使いに行った場面は、本当に愉快で面白かったです。
シルビア・グラブさんの乳母はとっても良かったです。もちろん歌もステキに歌っていて、良かったと思いました。
神父:岸祐二
ロミオと仲良しの神父さんで、ロミオの味方をしてくれています。ハーブを夜な夜な研究して、主に睡眠剤などを作っています。ジュリエットがその睡眠剤を飲んで、行き違いから二人は死んでしまいます。しかしそのために両家は和解して、ヴェローナに平和が戻るのです。
岸祐二さんは、とっても優しくて思いやりある神父で、とっても良かったです。
ロミオ&ジュリエット:まとめ
歌とダンスが凄く迫力が ありました。ダンサー全員で、掛け声をかけながら踊るダンスシーンは、とっても素晴らしかったです。宝塚の男役の群舞に似ているなと思いました。
「死」の役の大貫さんのダンスがすごく良くて、ロミオとの場面もとってもステキでした。全体を通して、歌もダンスもとっても良かったと思います。
古川雄大さんのロミオも葵わかなさんのジュリエットも、若々しくてとっても良かったです。
終演後にはアフタートークがあって、楽しいお話が聞けましたので嬉しかったです。