こんにちは!まきバッパです。
スターチスは切花にしても、とっても強くて長持ちするお花です。
お庭に植えても、細かいお花がとっても可愛いですね!
どうすれば、上手く育てることができるのでしょうか?
早速、スターチスの育て方を書いていこうと思います。
スターチス
スターチス:概要
イソマツ科 イソマツ属
和名:ハマハナサジ ニワハナビ ヒロハノハマサジ
一年草 二年草 多年草 半低木
原産地:世界中
開花期:4月から6月
*スターチス(リモニウム)は世界中に150種以上の仲間が分布しています。
一般的にスターチスと呼ばれているものは、リモニウム・シアヌツムとその園芸品種です。
*シアヌツムは地中海沿岸から小アジアを原産とします。和名は「ハナハマサジ」で、日本には昭和の初めに渡来しました。
ハナハマサジ:ピンク、青、白のカラフルな萼が美しく、日持ちも良いために切花やドライフラワーとして人気があり、多く栽培されています。
スターチスの育て方
スターチス:季節・日常の手入れ
*スターチスは本来は多年草ですが、園芸では一年草として扱われます。
切り戻し:宿根草の品種では毎年花を咲かせますので、花が咲き終わったあとに、10cmほど残して切り戻しをしておきます。
切花にする時の注意点:花が満開になって、充分に色がついてから、切花にすること(六分や七分咲きの時に切ってしまうと、水揚げが悪くなり、長持ちしません)
スターチス:日当たり
日当たりの良い風通しの良い場所で、育てるようにします。
スターチス:置き場所
*雨に弱い性質があるので、プランターや鉢植えで育てます(長雨が続く場合は、軒下などに避難させることが出来ます)
*寒さ対策:寒さには強いですが、霜に当たると枯れてしまいます(冬は室内に入れるか、霜の当たらない、軒下やベランダなどの移動させておきます)
*春に花を咲かせる対策:15度以下の低温に30日以上当てないと、春に花が咲きません(室内に置く場合は、早くに取り込まないようにします)
*庭植えで宿根性のものの冬対策:地面に敷きワラをして、霜の当たるのを防いであげるようにします。
スターチス:水やり
加湿を嫌いますので、土が乾いてから、たっぷりと水を与えます(加湿になると茎がひょろひょろしてしまいます)
つぼみが付いてからは、特に加湿にならないように、気をつけてください。乾かし気味にすると、しっかりした太い株に育ちます。
スターチス:肥料
植え付けの時に、粒状の緩効性肥料を土に混ぜておいて、追肥として3月頃に液体肥料をあげます。
肥料をあまり与えすぎると。葉ばかり茂って花付きが悪く、茎も伸びすぎて、花姿が悪くなりますので、注意してください(元気に育っているようでしたら、追肥は不要です)
*くれぐれも肥料を与えすぎないように、注意してください。
スターチス:用土
*水はけのよいものが、適しています:赤玉土(小粒)6+腐葉土3+川砂1の割合で混ぜた土:または草花の培養土を使用します。
*庭植えの場合:土が柔らかくて、砂質の場所が良い:根が深く張って、株が大きくなり、花もたくさん付きます。
スターチス:植え付け・植え替え
*苗の植え付けは、春が適期になります。
*一年草のものは、植え替えは不要です。
宿根草の場合は、3月頃に一回り大きい鉢に、新しい土を入れて植え替えます。
スターチス:増やし方
種蒔きで増やすことができます。
9月中旬から10月中旬に、種を蒔きます。
*種は毛が生えていて、そのままでは発芽しにくいので、種と砂を混ぜて、手でよく揉んで毛を取ってから、蒔くようにします。
手順
種蒔き用土または赤玉土を入れた鉢に、種を蒔く(発芽するまでは、乾燥させないようにする)>>発芽したら、小さなビニール鉢に仮に植える>>本葉が5枚ぐらいになったら、鉢やプランターに植え付ける(庭植えにするときは、春になるまで待って植え付けます)
スターチス:かかりやすい病害虫
害虫:カイガラムシ アブラムシ ハダニ
病気:灰色カビ病
スターチス:まとめ
スターチスは、水はけのよい土を好み、肥料は与えすぎると、葉ばかり茂って形の悪い株になります。
15度以下の低温に30日以上当たらないと、春に花を咲かせません。冬に室内に取り込む場合は注意が必要です。
風通しの悪い場所で育てると、灰色カビ病など発生して、枯れてしまいますので、風通しの良い場所に置いて育ててください。
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