こんにちは!まきバッパです。
最近は膝の痛みが突然出てリハビリに通っているまきバッパですがロコモでは?と心配になっているところに読者のBさんからご質問を頂きましたので答えていきたいと思います。
質問
答え
ロコモ
ロコモティブシンドローム(ロコモ):体の運動器の障害によって立つ、歩くの機能が低下した状態です。
人間の運動器:骨、筋肉、関節、椎間板、神経の5つで構成されている。
骨:体を支えて姿勢を保つ
筋肉:収縮して関節を動かす
関節:体重の移動を助ける
神経:体を動かすために筋肉に必要な情報を伝える
✩運動器の機能の低下:体がふらつきやすくなって転倒や骨折を起こしやすくなる
✩骨折をしてしまうと>>歩行が困難>>介護が必要>>寝たきりに進むことがある。
ロコモを引き起こす原因は生活習慣?
突然にロコモになりません。
1.運動をする習慣がない生活:運動器が衰えていく
2.痩せすぎと肥満:痩せると骨や筋肉が弱くなる:肥満は膝にかかる負担が増えて関節の軟骨にダメージを与える
3.活動量の低下:エレベーター、エスカレーター、自転車などばかり利用して脚を動かさないとロコモにつながる
4.スポーツのしすぎ、事故によるケガ
✩1~4の原因でロコモになることがわかっていますのでこれらの生活習慣を放置しないようにしてください。
ロコモが原因の病気は?
1.骨粗鬆症:骨密度が低下して骨がもろくなる病気(自分でも気がつかない内に背骨が押しつぶされていることもある)
2.変形性関節症:関節の軟骨がすり減って痛みが出たり関節の動きが悪くなる病気
3.変形性脊椎症:背骨の椎骨や椎間板に変形が起こる病気
まとめ
ロコモになって注意したいのは転倒骨折です。高齢者が転倒するのは家の中が最も多いですので転倒を防ぐ工夫が必要になってきます。
足元を明るくして見えやすくするなどですが転倒の原因が体重を移動するときに起こすことが多いということがわかっていますので体勢を変えるときはゆっくりと慌てないで体を動かしましょう。
参考書籍:NHKきょうの健康 2017年9月号