こんにちは!まきバッパです。
「リンドウ」の花って清楚で可愛らしいですね!
可愛く咲かせるにはどうすれば良いのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
リンドウ
リンドウ:概要
リンドウ科 リンドウ属 多年草 落葉性 山野草
和名:竜胆(りんどう)
その他の名前:ササリンドウ 疫病草(えやみぐさ)
原産地:本州 四国 九州
開花期:9月下旬~10月中旬
耐寒性:普通
耐暑性:普通
花色:青紫
*リンドウは秋の山野草で、本州、四国、九州と分布しています。野山から山地の明るい林床や野原に見られます。
春に細い芽が伸びてきて細い葉をつけて徐々に立ち上がり秋を過ぎた頃に小さなつぼみをつけます。花後、葉が枯れると休眠に入ります。
園芸種の改良が進み、多くの品種が鉢花や切花として流通しています。
リンドウの育て方
リンドウ:季節・日常の手入れ
花がら摘み
タネを取らない場合は花が終わったら花がらを摘み取っておきます(そのままにしておくとタネになってしまうので、株が弱ります)
リンドウ:日当たり・環境
*春の芽出しから梅雨明けまでは、暖かい日差しを好みます。日差しがきつくなってくると、葉焼けをしますので、50%の遮光をしてあげるか、明るい日陰に置きます。
*秋になると、日差しの中に出して管理します(開花のためと株の充実のためです)
*冬は越冬のために棚下などで静かに冬越しさせてください。
リンドウ:水やり
乾燥させないことが大切です(乾燥すると、葉傷みを起こします)一度、水を切らすとなかなか回復しませんので乾燥は禁物です。
水やりは1日に1回、春、秋、冬は朝に、夏は夕方以降にたっぷりと水を与えます。
リンドウ:肥料
肥料不足にならないようにしてください(肥料不足になるとすぐの葉が黄色くなります)
*元肥として植え付けの時に少量の緩効性化成肥料を施します。
*芽出しから梅雨明けと秋の彼岸ごろから休眠前には、月2回ほど液体肥料(三要素当量)を施します。
*他に春と秋に1回ずつ置肥する(鉢縁に置く)のも効果的です。
リンドウ:用土
鉢は通気性と水はけの良いものを選びます。
用土は水持ちと水はけがよく、栄養分が豊富なものを好みます。
市販の山野草培養土または、赤玉土小粒6+鹿沼土4を配合したものに腐葉土を少し混ぜたものを使用します。
リンドウ:植え付け・植え替え
リンドウは栄養不足になりがちですので、できたら毎年新しい土に植え替えるのが良いです。
植え替え後は1週間から10日ほど日陰で管理します。安定したら日のあたる場所に徐々に出します。
リンドウ:増やし方
株分け
植え替えの時に行います。株を無理に分けずに、手で引いて自然に分かれる程度の大きさに分けます。
挿し芽
5月上旬から6月上旬に行います(この時期を過ぎると、根が出てその年の花は咲きますが、翌年は枯れることが多いです)
タネ蒔き
花後に鞘ができ黄変すると、中から粉のようなタネが出てきます。それを保存しておいて春に蒔きます。
タネ蒔き用土は細かいものを使用します。1ヶ月ほど発芽してきます。本葉4~6枚の時に移植すると、早くて2年ほどで開花します。
リンドウ:病害虫
病気
葉や茎が曲がっていたり萎縮していたら病気になっています。多湿による株や根の腐敗や葉焼けなども注意が必要です。
害虫
アブラムシ ナメクジ イモムシ バッタ ネコブセンチュウ
アブラムシはよく発生します。ナメクジ、バッタ、イモムシなどは葉や花を食べてしまいます。根に小さなコブが発生していたらネコブセンチュウです。
リンドウ:まとめ
リンドウは可愛い山野草ですが、病害虫には注意しないといけませんね!水やりもあげすぎると根腐れになってしまします。
肥料切れになると葉が黄色くなってきたりするのでよく観察をしないといけません。
手間のかかるお花ほど咲いてくれた時の感動はなによりですので、頑張って咲かせてください。
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