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ナデシコの育て方 春夏秋と可愛く咲いて楽しめる花  

ダイアンサスの花

ナデシコの育て方 春夏秋と可愛く咲いて楽しめる花

こんにちは!まきバッパです。

そろそろ秋めいてきましたので秋の庭にも可愛いお花が欲しくなりますね。

秋に咲く可憐なお花のナデシコは1年草と宿恨草があります。

まきバッパとしてはお手入れの簡単な宿恨草の方をお勧めします。

 

ナデシコ(ダイアンサス)

学名:ダイアンサス

和名:撫子

ナデシコ科 ナデシコ属

分類:常緑多年草 秋まき一年草

開花期:4月~11月(春と秋) 一年草は初夏

原産地:東アジア ヨーロッパ

 

ナデシコの品種

1.カワラナデシコ:日本各地に自生 秋の七草の一つ

2.ヒゲナデシコ:ヨーロッパ原産 アメリカナデシコとも呼ばれる

3.タツタナデシコ:ヨーロッパ原産 花は蛇の目模様 葉は銀白色で密生しているため冬には観葉植物として楽しむことができる

4.ヒメナデシコ:ヨーロッパ原産の小型種

5.セキチク:中国原産

6.「フォトン」シリーズ:ヒゲナデシコとカワラナデシコの種間雑種 背丈高くて丈夫で四季咲き

7.初恋:草丈高く花付きがよくて四季咲き

8.花はな:マット状に広がりグランドカバーとして利用ができる

 

ナデシコの花

かたまりで咲くタイプのナデシコ

ナデシコの種まき

1.ナデシコ種まきの時期

寒冷地 春4月~6月:暖地 秋9月~10月

 

2.ナデシコの種まきの手順

1.セルトレイまたは箱状の鉢を用意する

*セルトレイ:小さいくさび形のポットが連結して並んでいる育苗パネルのこと

2.用意した容器に種まき用土を入れる

3.上からパラパラと種を蒔く。

セルトレイの場合は1粒ずつ種を置いていく。

4.土を2mmほどかける。

5.水を静かにたっぷりとかける。

6.芽が出るまで乾燥させないで半日陰で管理する。

7.双葉が出て本葉が2枚ほど出たらポットに植え替える。

 

ナデシコの苗の選び方

新芽が多くついている茎のしっかりしている苗を選ぶ。

 

ナデシコの用土

水はけのよい土を選びます。

赤玉土6+腐葉土2+川砂2の割合(+少量の石灰を入れる)でブレンドする。

*市販の花の培養土でも問題はありません。

 

ナデシコの植え付け

1.ナデシコの鉢植えの場合

1.ナデシコは生育が良いので鉢は大きいなものを用意する(苗より2周り大きい鉢)鉢が小さいと根腐れしてしまう恐れがあるので大きい目の鉢に植え付ける。

2.鉢に鉢底石を敷いた上に用意した土を入れ苗を浅植え(根鉢が1cmほど出る)にする。

*根鉢:草木の根が土を抱えるように張っている部分のこと。

 

2.ナデシコの庭植えの場合

1.事前に庭土を20cm~30cm掘る。

2.庭土に5に腐葉土3+軽石1+鹿沼土1を混ぜ込んでおく(水はけを良くしておく)

3.元肥として緩効性肥料を施す

4.根鉢が1cmほど出るぐらいの浅植えにする。

 

ナデシコの日当たり(置き場所)

日当たりがよく風通しの良い場所で蒸れないように管理する。

1.高温多湿には弱く乾燥気味を好む。

2.寒さには比較的強い。

ナデシコの冬の対策:霜よけをしてあげる:鉢を軒先に移動させる。

 

白いフチ取りのあるナデシコ

濃いピンクに白のフチ取りのあるナデシコ

ナデシコの手入れ

1.ナデシコの水やり

ナデシコは乾燥気味を好むので土の表面は白っぽくなって1日ぐらいあとにたっぷりと水を与えるようにする。

水を与えるときは葉に当たらないように根元にあたえる。根腐れや蒸れの原因になるので注意する。

 

2.ナデシコの肥料

緩効性肥料の肥料を元肥として施したあと

1.液体肥料を週に1回程度施す。

2.固形の化成肥料を月1回程度施す。

*ナデシコの花付きが悪くなるので年間を通じて肥料を施す必要があるので注意する。

 

3.ナデシコの切り戻し

1.草丈の低いもの:夏前の梅雨時期に蒸れを防ぐために花丈けの半分まで切り戻しをする。

2.草丈の高いもの:花が終了したら順次株元近くまで茎を切り取る。

3.マット状にこんもりするもの:切り戻しはしない。

 

4.ナデシコ摘心

摘心すると脇芽が出てきて花付きが良くなるので新芽が少なくなったら清潔なナイフで2節ほど切り取る。

 

5.ナデシコの挿し芽

適期:4月~6月 9月~10月

3節ほどの挿し穂を作ってそれを水に1時間ほど浸けておく>>育成ポットに挿し木用土を入れる>>挿し穂を挿す>>2.3週間で根が成長したら苗の植え付けをする

 

6.ナデシコの株分け

適期:9月中旬~下旬

株の元気の良いものを選ぶ>>それぞれの株に2.3個芽がつくように分ける

 

7.ナデシコの花柄摘み

花後に種ができるので花が咲き終わってすぐに花柄をとってあげる。

*種ができるとナデシコの株に栄養が行かなくなるのでこまめな花柄摘みが必要です。

*こまめな花柄摘みで次々と花が咲いてくれますので非常に大事なことです。

 

ナデシコの病気

立ち枯れ病 灰色かび病 黒サビ病

原因:風通しが悪い 蒸れた環境の継続で発生する。

対策・治療:病気になった部分(葉に斑点が出てくる)を切り取って排除する。

予防:こまめな花柄摘みや摘心を行う:風通しがよく多湿にならない環境作りを行う

 

ナデシコの害虫

アブラムシ ヨトウムシ

*栄養を吸われて生育が悪くなり花付きが悪くなる。

対策:見つけ次第に退治することが大事になります:薬で駆除する場合はオルトラン粒剤を使用する。

 

ナデシコの育て方 まとめ

ナデシコは何しろ風通しと蒸れないことが基本になってきます。

環境の良い場所で育ててよく花柄摘みや摘心をしてあげてください。

いろんな種類のなでしこがありますのでいろんな種類を育てると楽しいですね。

環境が良いと1年中咲いているということもあるそうですのでゼヒ植えてみてください。

 

やっぱり花柄摘みは大事なことなんですね!
まきばっぱ

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まきバッパ

70オーバーのスーパーおばあちゃん、まきバッパです。残りの人生を思いっきり楽しむ為にブログをはじめました。70年間生きてきた中で得た知恵を、少しずつ書いていければと思います。よろしくお願いします。

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