こんにちは!まきバッパです。
「味覚障害」はどんな病気なのでしょうか?
食事をして美味しく食べられなかったら、悲しいですね!
「味覚障害の症状」と「美味しさを感じる仕組み」について書いていこうと思います。
味覚障害
味覚障害の症状
味覚障害になると食事が美味しく感じられなくなるだけではなく、健康状態にも及ぶことがありますので、すぐに「専門医」などを受診することが大事です。
味覚障害
何を食べても味が薄く感じる
家族から「味が濃くなった」と言われる
*本人が味覚の低下を自覚して、生活に不便を感じている状態を「味覚障害」と言います
*味がわからなくなると、食欲低下や栄養不足、栄養障害(塩分、糖分の過多)が起こります
*味覚障害者の数は1990年には14万人だったのが、2003年には24万人に増加しています(味覚は加齢とともに低下するために、社会の高齢化の影響だと思われます)
美味しさを感じる仕組み
味を感じるのは、舌の表面にある、乳頭という細かい突起の中の味蕾(みらい)がセンサーの役割を果たします。
味蕾(みらい):味蕾の中に味を感じる味細胞(みさいぼう)があって、甘さや塩辛さを感じ取っています。
味蕾で感知された味は、味細胞を介して脳の中枢神経に伝えられます。
美味しさは、触覚(硬さや舌触り)、視覚(色や形)、聴覚(噛んだときの音)、嗅覚(食べ物の香り)というような、五感で集められた情報が、脳の前頭葉で統合されて感じられます。
*「味覚障害」はこの五感や環境のどこかに問題があると起こるために、様々な要素が重なり合って起こるのです。
「味覚障害」症状と美味しさを感じる仕組み:まとめ
高齢者になると味覚に問題が起きてきます。2003年の調べでは味覚障害を訴える人の数は、全国で24万人だということです。
高齢者社会になっている現在では、もっと多くなっていると思われます。
味覚障害は「五感」や環境のどこかに問題が起こると発症しますので、様々な要素が原因だと思われます。
参考資料:NHKきょうの健康2017年12月号