こんにちは!まきバッパです。
「アブチロン」は長期間咲いてくれる、下垂系の可愛いお花です。
どのようにすれば丈夫に育てることができるのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
アブチロン
アブチロン:概要
アオイ科 イチビ属(アブチロン属) つる性 熱帯植物 低木 常緑性
原産地:ブラジル
耐寒性:やや弱い
耐暑性:やや弱い
開花期:4月中旬~11月上旬
花色:白 ピンク 赤 オレンジ 黄
*アブチロンは下垂して長期間咲く花が特徴の熱帯植物です。アブチロンの原種は、半つる性のメガポタミクムと低木のストリアツムが交配親です。
半つる性のものと、ボリュウムの出る低木系統のもの、その中間のものとあります。暖かい地方では庭植えでも楽しむこともできます。鉢植えなどは生育が良いので根詰まりを起し易いので、植え替えを怠らないのが、栽培する時のポイントとなります。
アブチロンの種類
1.ウキツリボク:半ツル性の原種で、寒さに強くて丈夫な品種です。
2.ドワーフ・レッド:花は小ぶりであるが、花付きが良くて丈夫でな品種です。
3.ホワイト・キング:非常に大きく育つ、1m以上の大きな株に成長する品種です。
4.初恋:黄色からオレンジに変化する花色が美しい品種です。
アブチロン:育て方
アブチロン:季節・日常の手入れ
花がら摘み
品種によっては花後に種が付いてしまいますので、花がら摘みをしてあげます(そのままにしておくと、徐々に開花しないようになります)
剪定・切り戻し
伸びすぎた枝は寒い時期を除いていつでも切って、良い状態を保ってください。
4月~5月に切り戻しを行います。そのときは葉がついた茎を何節か残して切り戻してください(葉が付かないところまで切ってしまうと、枯れてしまいます)
アブチロン:日当たり・環境
日当たりを好みますが、真夏、鉢植えの場合は、半日陰に移動させて夏の暑さを避けます。冬は室内に取り込んで寒さを避けます。
庭植えの場合は、北風の当たらない半日陰の環境が適します。
アブチロン:水やり
春から秋には土が乾いたらたっぷりと与えます。冬はやや控えめにします。
水切れや水の与えすぎると根が傷んでしまい、それが原因で枯れてしまうことがあるので注意をしてください。
アブチロン:肥料
春から秋の成長期に、緩効性化成肥料を月1回程度株元に置肥するか、開花時期には液体肥料を1週間に1回程度、並用して施します。
アブチロン:用土
水はけのよい用土が適します。
赤玉土小粒7+腐葉土3の割合いで配合した土を使用します(6号鉢以上の大きい鉢には赤玉土を中粒にします)
アブチロン:植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、根詰まりするとかれてしまう場合があるので、1年に1回は植え替えをします。
鉢を大きくするだけの植え替えは4月~9月に行うことができます。根を切っての大掛かりな植え替えは、4月~6月頃と9月に行うことができます。
庭植えの場合は、腐葉土など有機物を、事前に(2週間から10日ぐらい前)に施しておいてから植え付けます。
アブチロン:増やし方
挿し木で増やせます(4月~6月に行います)
枝を10cmほどに切って30分~1時間ほど水に付けておきます>>赤玉土やパーミュライトに挿し穂を挿します>>2週間ほどで根が出ますので、鉢や庭に移植します。
アブチロン:病害虫
病気
気になる病気はありません。
害虫:アブラムシ ハマキムシなど
春から秋にかけて、新芽にアブラムシが、葉にハマキムシが発生します。
アブチロン:まとめ
大きくなる品種やつる性のもの、小ぶりの株に育って、色の変化を楽しむものなど、いろんな種類のアブチロンがあります。
自分の好みで、家の庭によく合う品種をを選んで、植え付けると良いです。
長期間咲いてくれるので、長いあいだ楽しむことができて、挿し木で簡単に増やすことができます。
育て方も簡単ですので是非、挑戦してみてください。
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