こんにちは!まきバッパです。
「弘法にも筆の誤り」って聞いたことがありますよね!
どういったことを言っているのでしょうか?
早速、書いていきたいと思います。
弘法にも筆の誤り
弘法にも筆の誤り:読み方
こうぼうにもふでのあやまり
弘法にも筆の誤り:意味
どんな名人、達人でも、時には失敗することがあるというたとえ。
弘法にも筆の誤り:語源
弘法は平安時代の三筆の一人と言われる、書の名人です。その弘法大師が、天皇の命を受けて、応天門の額を書いたところ「応」の字の「心」の一番上の点を、一つ書き落としました。
そこから、弘法大師のような、書の名人でさえ書き損じることがあるという「弘法にも筆の誤り」というたとえになったようです。
*弘法大師は、書き損じた額を下ろさずに、筆を投げつけて、点を書いているために「弘法大師のような、書の名人は直しかたも、常人とは違う」といった、賞賛の意味もあるということです。
弘法にも筆の誤り:類義語
河童の川流れ
猿も木から落ちる
釈迦にも経の読み違い
上手の手から水が漏る
文殊も知恵のこぼれ
天狗の飛び損ない
弘法にも筆の誤り:使い方
1.いつもテストで、良い点しか取らないB子ちゃんが、欠点を取ったのは「弘法にも筆の誤り」ということですね!
2.ダンス大会でいつも優勝するSさんが優勝できなかったのは「弘法にも筆の誤り」があるということです。
弘法にも筆の誤り:まとめ
弘法大師という書の名人は、間違った字を、額も下ろさずに、筆を投げつけて訂正したということです。とっても豪快な人だったのですね!
「弘法にも筆の誤り」ということは、どんな達人でも、間違えるということはあるというたとえです。
使い方は、難しくありませんので、チャンスがあれば使ってみてください。