こんにちは!まきバッパです。
「金のなる木」は、ピンクや白のお花をいっぱいに付ける多肉植物です。
大きくなった木をよく見かけますが、どんな風にしてお花を咲かせているのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
金のなる木
金のなる木:概要
ベンケイソウ科 クラッスラ属 多肉植物 観葉植物 常緑 多年草
和名:縁紅弁慶(ふちべにべんけい)
その他の名前:成金草(なりきんそう)花月(かげつ)
原産地:南アフリカ
開花期:11月~2月
花色:ピンク 白
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
*金のなる木の特徴は乾燥などの厳しい環境にも適応して、世界中に分布しているベンケイソウ科の多肉植物です。
和名は縁紅弁慶ですが、金のなる木や花月として流通しています。成金草とも呼ばれることもあります。
小さな株でも沢山の花を付ける種類や、大株にならないと花を付けない種類のものまで様々流通しています。葉も緑のものから、白やピンクなど紅色の斑入りのもの、葉が巻いたり、細くなる品種もあります。
多肉質の葉や茎に水分を蓄えているので、乾燥には強いですが、加湿に注意しないと根腐れなど起こしてしまいます。挿し木で簡単に増やせる初心者でも育てやすい多肉植物です。
金のなる木:育て方
金のなる木:季節・日常の手入れ
切り戻し
4月から10月に、大きくなりすぎた株を、好みの位置で切り戻しをします。切り取った株は挿し木にして増やすことができます。
金のなる木:日当たり・環境
鉢植えは、1年を通して日当たりの良い場所で管理します(日当たりの悪い場所に置くと、間延びして育ちます)
春から秋は戸外に置き、冬は寒さが厳しくなる前に、室内におきます(日差しの入る窓辺などに置き、3℃以上を保って管理します)
斑入りの品種は、日焼けを起こしますので、梅雨明けから秋は、半日陰で管理します。
金のなる木:水やり
多肉植物なので、葉などに水を蓄えていますので、乾燥には強いです。
鉢植えは、春から秋は土の表面が乾くのを待って、たっぷりと水を与えます。冬は2週間に1度程度に与えて、乾燥気味に管理します。
金のなる木:肥料
あまり肥料を与えません。4月から10月に、固形の油かすを月1度程度与えます。
金のなる木:用土
水はけのよい用土が適しています。
赤玉土5+腐葉土3+パーミュライト2の配合した土か、サボテンの土や多肉植物の土なども良く育ちます。
金のなる木:植え付け・植え替え
植え替えの適期は3月から6月、9月から10月です。2~3年に1回、古い土を落として新しい土で一回り大きい鉢に植え替えます(根腐れしている場合は、古い土を落として、腐っている部分を切り取ります。数日、風通しの良い日陰で乾かして、小さめの鉢に植え替えをします)
金のなる木:増やし方
挿し木で増やすことができます(4月から10月が適期です)
挿し木の手順
新芽を2~3節で切りとります>>数日、風通しの良い日陰で乾燥させます>>配合土、サボテンの土、多肉植物の土など用意します>>挿し穂を土に挿します(土に埋まる部分の葉は取っておきます)>>2~3週間で根が出たら、鉢に植え替えます。
金のなる木:病害虫
特にありません。
金のなる木:まとめ
金のなる木は、多肉植物で乾燥に強くて、初心者でも育てやすい花です。しかし、加湿には弱くて根腐れしてしまうことがあるので、水やりには気をつけないといけません。
挿し木で増やすことができますので、次々増やすことができます。肥料もあまり必要でありません。
大きな株に咲いた花は見事ですので、是非挑戦してみてください。