こんにちは!まきバッパです。
「仏の顔も三度まで」ということを聞いたことがありますよね!
どういうことを言っているのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
仏の顔も三度まで
仏の顔も三度まで:読み方
ほとけのかおもさんどまで
仏の顔も三度まで:意味
どんな温厚な人でも失礼なことを何度もすれば怒り出すということのたとえ
仏の顔も三度まで:語源
「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」の略で慈悲深い仏様でも顔を三度撫で回されば腹を立てるということから「仏の顔も三度まで」のたとえができたということです。
*「仏の顔も三度まで」のはなし
釈迦の国(仏様が生まれた国)の隣の強国コーサラの王が釈迦の国から妃を迎えたいと申し出ました。釈迦の国の王は武力を使うコーサラ国に王女を嫁がせるのは快く思わないので王女だと言って身分の低い娘を代わりに嫁がせました。
コーサラ王に王子が誕生したのですが王子が王になった時に真相を知って怒り釈迦の国に攻め込みます。その時、仏様は三度一本道で待ちコーサラ軍を退去させますが四度目来た時は攻め込ませます。釈迦の国を滅ぼしたコーサラ軍と王はその後川で死に王宮も雷で焼けてしまったということです。
*仏様は三度までは慈悲をかけてコーサラ軍を撤退させています。四度目は何も言わずにそのままにしておきましたのでコーサラ国が滅びてしまいました。そのことから「仏の顔も三度まで」ということになります。
仏の顔も三度まで:類義語
堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)
仏の顔も三度まで:使い方
1.約束破りばかりしている。いい加減にしないと「仏の顔も三度まで」ですからね。
2.「仏の顔も三度まで」というからお父さんに怒ってもらうので覚悟しておきなさい。
仏の顔も三度まで:まとめ
釈迦の国とコーサラ国の話は面白いお話ですね。仏様が三度は戦争をやめさせて四度目には止めないで釈迦の国もそして戦いに勝ったコーサラ国も滅びる結果になったということですので四度目、仏様は許さなかったということです。
「仏の顔も三度まで」の使い方は簡単ですのでチャンスがあれば使ってみてください。