こんにちは!まきバッパです。
小さいお花をいっぱい付ける「ヒヤシンス」ですが、小さい頃に、水栽培をした思い出がある方も、いらっしゃると思います。
可愛いお花を咲かせるには、どうすれば良いのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
ヒヤシンス
ヒヤシンス:概要
キジカクシ科 ヒヤシンス属 多年草 球根
和名:風信子(ヒヤシンス)
その他の名前:夜香蘭 ダッチヒヤシンス
原産地:ギリシャ シリア 小アジア
開花期:3月~4月
耐寒性:強い
耐暑性:強い(夏は休眠します)
花色:赤 ピンク 白 黄 青 紫
特徴:香りがあります。
*ヒヤシンスは秋植え球根で、一般的な春に咲く花です。チューリップなど同じように人気があります。
強い香りで、花にボリュウムがあって豪華に咲きます。古くから鑑賞用に育てられてきましたが、日本には10品種ぐらい流通しています。
野生のヒヤシンスは青紫ですが、園芸品種には花色がいろいろ開発されていて多彩です。主にオランダで育成されていますので「ダッチヒヤシンス」と呼ばれます。
水栽培もできるので透明な容器で楽しむことができます。最近では球根から、複数の花径が出る種類も流通されています。
ヒヤシンス:育て方
ヒヤシンス:季節・日常の手入れ
花がら摘み
花が終わったら、花茎を残して、花がらを取り除きます。
掘り上げ・貯蔵
梅雨の前の6月頃に、掘り上げます。
手順:葉をつけたままで、掘り上げる>>葉をつけたままで、日陰で乾燥させる>>葉が枯れたら、枯れた葉を切り取る>>球根を、常温で秋まで、乾燥貯蔵しておきます。
ヒヤシンス:日当たり・環境
耐寒性が強いので、どの地域でも栽培が可能です(積雪のある地方でも、庭植えができます)
日当たりの良い、水はけのよい環境が適しています。発芽の頃から花の咲く頃までは、よく日に当てます(日陰でも咲きますが、翌年の花数が少なかったり、咲かなかったりしますので、しっかり日に当てることが大切です)
病害虫の予防のために、梅雨の前に「堀上げ」をして、乾燥貯蔵しておきます。
ヒヤシンス:水やり
10月から5月までの生育期には、土が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えはほとんど必要ありません。
鉢やコンテナでは水枯れすると、根の先が枯れてしまって、成長が止まってしまいますので、水枯れしないように気をつけます。
ヒヤシンス:肥料
植え付けの時に、元肥として、緩効性化成肥料と苦土石灰を用土に混ぜ込んでおきます。
花が終わる頃に、球根を大きくさせるために、追肥をします(固形の有機肥料は球根から離して、表土に埋め込んでおきます)
ヒヤシンス:用土
一般の草花用培養土を使用します(鉢底には大粒の鹿沼土を入れて、水はけを良くしておきます)
ヒヤシンス:植え付け・植え替え
庭植えの場合は腐葉土を入れてよく耕しておきます(根が30cmぐらい伸びるので)球根2個分の間隔をあけて、深さも2個分ぐらいにします(鉢植えの場合は、地表すれすれに植えます)
ヒヤシンス:増やし方
ほとんど、分球しないので、球根にスクーピングやノッチングをして、小球を発生させます。
家庭で増やす場合は、球根の底部に浅い切れ込みを入れる程度ですと、安全です(この作業は、休眠期に行い、球根を逆さまにして、乾燥貯蔵しておくと、秋までに小球ができますので、そのまま植え付けます)
ヒヤシンス:病害虫
病気 黄腐病 白腐病
球根に内部から、黄色く腐ってくる黄腐病や、球根の外側から腐ってくる白腐病など発生します。予防は、水はけを良くして、連作をしないことと、梅雨前の早い堀上げを行うことです。
害虫
ほとんどありません。
ヒヤシンス:まとめ
ヒヤシンスは春に咲く、水栽培もできる花です。秋に球根を植えると、春に咲きます。梅雨に入る前に堀上げをしないと、球根が腐る病気が、発生する場合があります。
春に香りの良い、可愛い花を、咲かせてくれますので、是非植えてみてください。
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