こんにちは!まきバッパです。
渡辺謙さんが主演したミュージカル映画「王様と私」を見てきました。最高に感動したミュージカルでした。
早速、感想を書きたいと思います。
ミュージカル映画「王様と私」2019年2月22日・24日 大阪ステーションシティシネマ
*2018年ロンドンパラディウム劇場で行われた公演の生中継映像を収録した作品
作曲:リチャード・ロジャース
脚本 作詞:オスカー・ハマースタインⅡ
演出:バートレット・シャー
上演時間:173分
キャスト
王様:渡辺謙
アンナ:ケリー・オハラ
チャン夫人:ルーシー・アン・マイルズ
クララホム首相:大沢たかお
*2015年にブロードウェイで上演されトニー賞で4部門を受賞しました。
*2018年4月から3ヶ月に渡り上演され高い評価を得た作品です。
感想
王様:渡辺謙
演出家のバートレット・シャーが渡辺謙の「ラストサムライ」を見て王様の威厳とカリスマ性を持っている謙さんを是非にということで出演が決まったそうです。
渡辺謙さんのシャムの王様の役作りは、大変な努力をされたということですが、それはドキュメントの番組を見ていて知ることができました。自分ができるまで、納得いくまで稽古をされていました。
ミュージカルの中の謙さんは、本当にシャムの王様そのものでした。威厳があって厳しい中にも優しさがあるのが分かりました。
王様は、王様の前ではみんなひれ伏さなければならない決まりを作っています。
第一夫人のチャン夫人は余りにもひざまずき過ぎたため?足を悪くして杖をついているという設定なのですね。
初めて謙さんの歌(パズルメント)を聞きましたが、とっても早口の英語でうまく歌っていてびっくりしました。とっても良い声をされていますので、いろんなミュージカルのも出ていただきたいですね!
「シャル・ウイ・ダンス」の場面は、とってもスピードのあるダンスでびっくりしました。アンナさんとの息のあったダンスですごかったです。
渡辺謙さんのシャムの王様は威厳があって、でも可愛らしさもあって、とっても良かったと思います。
アンナ:ケリー・オハラ
ケリー・オハラさんの美しい歌声に、うっとりと聞き入ってしまいました。美しい声で歌っていて「ハロー・ヤング・ラバー」などは本当に素敵でした。
アンナさんは、王様と約束したのに家を貰えなくて怒っています。そういう中でも、王様に適切なアドバイスや進言をして、王様の信頼を得ていきます。
子供たちも、アンナ先生にいろんなことを教えてもらって、賢くなっていきます。一番大きい王子は王様になった時にひれ伏すのをやめるようにします。これは、やはりアンナさんの教育の影響ですね。
ケリー・オハラさんの歌はどの歌も素晴らしくて本当に良かったです。
チャン夫人:ルーシー・アン・マイルズ
落ち着いた第一夫人でとっても賢い人です。王様のことをよくわかっていて、影で支えています。
アンナさんが怒って城から出ようとした時も、アドバイスして仲直りしてもらうために、アンナさんに王様のところに行ってもらいます。それでアンナさんは王様の信頼を得るのですね!
落ち着いた賢い女性チャン夫人をルーシー・アン・マイルズさんは、静かに威厳のある態度で演じていて本当に良かったです。
「サムシング・ワンダフル」も美しく歌っていて、すごくよかったと思いました。
クララホム首相:大沢たかお
とっても王様を愛しているクララホム首相ですが、大沢たかおさんは堂々と演じていました。とっても偉そうなのですが、王様の一番の理解者ですね。
大沢さんの首相はとっても威厳があってよかったと思います。素敵でした。
王様と私:まとめ
映画だけではなくて本当の舞台を見たくなってしまいました。子供たちも可愛らしかったですし、歌が素晴らしかったです。
特にアンナ役のケリー・オハラさんは、美しい声でどの歌も素敵でした。渡辺謙さんも、とっても威厳のある王様で、ユーモアもあってすごく良かったです。
大沢さんの首相もめちゃ偉そうなのに、王様をとっても愛していて良かったと思います。
7月~8月に東急シアターオーブでイギリスカンパニーの「王様と私」の公演がありますので、今度は本物の舞台を観ることができますので楽しみですね!