こんにちは!まきバッパです。
「キャッツテール」って、赤いしっぽが揺れて、とっても素敵なお花です!
どのように育てると、ふさふささせることができるのでしょうか?
早速、育て方を書いていこうと思います。
キャッツテール
キャッツテール:概要
トウダイグサ科 エノキグサ属(アカリファ属)
草花 熱帯植物 多年草 四季咲き 赤色
原産地:西インド諸島
*キャッツテールは猫じゃらしのように、ふさふさとした真っ赤な花穂を多数付けます。鉢やコンテナ、吊り鉢などに利用されます。
吊り鉢などは、シャンデリア風に仕立てられたりして、面白く利用されています。雨に当てないように育てると、長期間楽しむことができる花です。
キャッツテール:育て方
キャッツテール:季節・日常の手入れ
花柄摘み:花が終わって、黒ずんできた花穂は切り取ります。
刈込み:伸びすぎた枝や不要な枝は、その都度刈り込みを行います。
キャッツテール:日当たり
高温と日当たりを好みます。日陰では、花付きも悪くなってしまいます。
キャッツテール:置き場所
霜や凍結に弱いですから、冬に室内などで管理します(5度以上温度が上がらないと枯れてしまいます)
雨に長期にあたると花が傷みます。梅雨時には軒下など、雨の当たらない場所に移動させてください。
キャッツテール:水やり
土が乾いたらたっぷり水を与えます。生育中は十分な水分を必要とするので、生育の旺盛な高温の季節には多めに、冬の成長をしない時期には少ない目に与えます。
水やりの時に花に水がかかると黒くなりますので、なるべく花に水がかからないように気をつけて、水やりをしてください。
キャッツテール:肥料
春から秋の生育中は月1回置肥をするか、または週1回の液体肥料をあげます。
キャッツテール:用土
赤玉土7+腐葉土3を配合した土、または草花用の培養土を使用します。
キャッツテール:植え付け・植え替え
植え付け:冬の低温期以外、生育期中いつでも植え付けができます。
植え替え:1年から2年に1回、春に行います。
キャッツテール:植え替えの手順
5月~6月の生育期間中に、鉢底から出た根を切って、鉢から株を引き抜きます>>鉢から株を引き抜いた後の、鉢土を3分の1~4分の1ほど落とします>>落とした土と同じだけ3分の1~4分の1ほど、枝や葉を切り落とします>>新しい土に植え替えます
*更に大株にするためには、1周り大きな鉢に植え替えます。
キャッツテール:増やし方
*キャッツテールは挿し木、葉挿し、株分けで増やすことができます。
挿し木
5月から8月に行います。
キャッツテール:挿し木の手順
枝(若い枝ではないもの)を10cmぐらい切り取ります>>切り取った枝を30分以上水に浸けておきます>>パーミュライトの挿し床に挿します>>水をたっぷりあげて、風の当たらない半日陰に置きます>>乾きすぎないように、気をつけて管理する>>1ヶ月ほどで発芽する>>鉢に植え替える
キャッツテール:病害虫
害虫:ハダニ カイガラムシ
ハダニ(高温乾燥期に発生して、葉から栄養を吸って植物を弱らせます。見つけ次第「殺ダニ剤」を使って退治します)
カイガラムシ(茎や葉に発生して、樹液を吸われてしまいます。見つけたら、歯ブラシなどで取り除きます)
病気:灰色カビ病(低温期に多湿で肥料分が多いと、灰色カビ病が発生しやすくなります)
キャッツテール:まとめ
キャッツテールは熱帯の植物で、高温と日当たりを好む、四季咲きの植物です。
植え付けは寒い時期を外せばいつでもできます。
水やりは成長期には充分に与えて、冬の成長しない期間にはあまり与えません。花穂などに、水がかかると黒く変色するので、根元に上げるように気をつけることが大事です。
病害虫も発生しますので、よく観察をして管理してください。
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