こんにちは!まきバッパです。
「馬耳東風」って聞いたことがありますよね!
どういったことを、言っているのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
馬耳東風
馬耳東風:読み方
ばじとうふう
馬耳東風:意味
人の意見や批判などを、心に止めず、聞き流すことのたとえ。
馬耳東風:語源
「馬耳東風」の「東風」は、東から吹く暖かい風のことで「春風」の意味です。そして「馬耳」は「馬の耳」のことです。
人は、春風が吹くと、暖かい春が来ると喜びますが、馬は、耳を撫でる春風を、なんとも感じないということです。そのことから、他人の意見など聞き入れず、心に止めないことを「馬耳東風」とたとえました。
*李白の詩「王十二の寒夜独酌懐い有るに答う(おうじゅうにの、かんやどくしゃく、おもいあるに、こたう)」の中に「馬耳東風」が出てきますので、そこからの引用となります。
馬耳東風:類義語
犬に論語
牛に経文
蛙の面に水
柳に風
馬耳東風:使い方
1.いたずらばかりしている弟は、母から叱られても「馬耳東風」だ。
2.Kさんは、いくら親身になって意見をしても、いつも同じことの繰り返しで「馬耳東風」なので、がっかりです。
馬耳東風:まとめ
「馬耳東風」とは、人の意見など気に止めないで、聞き流すことのたとえです。人の意見を無視して聞き流すことができる人は、あまりいないと思うのですが、それは絶対にしてはいけないことですね。
「馬耳東風」の使い方は、難しくありませんので、チャンスがあれば、使ってみてください。
注:「馬耳東風」を自分とは、無関係という意味に使うのは間違いです。気をつけてください。