こんにちは!まきバッパです
私が飼っていた犬の中で、大ちゃんと小ちゃんの思い出はいっぱいあります。大型犬ですが二匹ともやさしくて可愛い犬でした。
特に小ちゃんは、ハニカミ屋さんで恥ずかしそうにしっぽを振ってくれました。
大ちゃんと小ちゃんの思い出
私が大吉と小吉に出会ったのは、まだ、出張レッスンで大きなマンションに行っている時でした。
そこのマンションは高い階まであり、中心に中庭がありました。
私が7階にあるレッスン室から見ると白い子犬が2匹中庭で遊んでいるのが見えました。子供たちに遊んで貰っているようでした。
どうしたのか気になって聞くと迷い犬だと言う答えが返って来ました。
それで野犬にならないうちにと、すぐに迎えに行くと子犬でも大型犬のらしく大きくてびっくりしました。でも無事に連れて帰ることが出来ました。
兄弟犬で大吉と小吉と名前を付けました。
大吉のほうは妹の家に貰って貰い小吉は家で飼うことになりました。
大ちゃんのこと
大吉はやさしい犬でとってもおとなしい犬でした。それですぐに慣れて可愛がって貰っていました。
妹の家には猫がいましたが仲良しになったようです。私の家に遊びに来る時はいつも連れてきて、しろこやどんちゃんムーミンたちとも仲良くしていました。
大ちゃんが晩年私の家に来るようになったのは、妹たち家族が引っ越して、そこになじめなっかたからです。
それで、妹が留守のときに暴れて逃げ出すようになってしまいました。引っ越しした家は線路の近くで電車の音が怖かったのだと思います。
それでは可哀そうなので、私の家へ連れてきて貰ったのです。
家は小ちゃんもいるし、しろこやムーちゃんどんちゃんもいるし賑やかです。やさしい犬たちなので喧嘩することもなく仲良くお留守番してくれました。
みんなとっても優しい性格なので良かったです。それでも、最初はソファをかじったり押入れの中のものを咬んだり壁に穴を開けてしまったり大暴れでした。
でもだんだん落ち着いてきて前の大ちゃんに戻りました。
そして食べ物の好き嫌いが凄かったのに家へ来てからは何でも食べるようになり、妹が見てびっくりしていました。野菜でも果物でも何でも。家に来て良かったと思います。
小ちゃんのこと
小吉は臆病で怖がりでした。多分、迷っている時にいじめられたのか、家へ来てしばらくはぶるぶる震えていました。
息子が自分の部屋で小ちゃんを飼うと言うのでお風呂に入れて連れて行きました。
部屋に入った途端にベッドに飛び乗りジャーとおしっこをして震えて固まっています。これではダメなのでまた連れてきたときにつないだ台所に再度つなぎました。
それから死ぬまで台所の其の場所で過ごしました。
そこだと安心して眠れるようでした。きっとひどい目にあったのがトラウマになっていたのでしょう。可哀そうな小ちゃんです。
それでも、私が小ちゃんと呼ぶと恥ずかしそうに上目ずかいしてしっぽを振ってくれるのです。
散歩は家から一番近い電信柱まで。其の先は絶対行きません。そこで大も小も急いで済ませて一目散に帰る。
小吉は一生孤独で、大ちゃん達と遊ぶこともありませんでした。でもきっと小ちゃんなりに幸せだったんだと思います。
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