こんにちは!まきバッパです。
1991年に制作されたディズニーアニメーション映画「美女と野獣」はフランスの民話「美女と野獣」L・ド・ボーマン夫人版を元に制作されました。
このディズニー長編アニメーション「美女と野獣」の日本での公開は1992年9月23日です。また、2002年にはIMAXシアター向けに作り直して上映され2010年にはディズニーデジタル3ーD版が上映されました。
続編としては「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」「美女と野獣 ベルのファンタジーワールド」がせいさくされています。
そして今回の実写版「美女と野獣」の上映が2017年4月21日公開されました。
ディズニーアニメーション「美女と野獣」
あらすじ
森の奥にお城がありそこのは若くてハンサムな王子が住んでいました。わがままに育った王子は人を思いやる心は持っていなかったのです。
ある夜にみすぼらしい老女が現れて「このバラをあげるので一晩お城に泊めて欲しい」と頼みました。しかし王子はみすぼらしくて醜い老女を嫌い断ってしまいました。
「老女は人は見かけで判断してはいけない。心の奥にある真実が見えなくなる」と忠告をしていました。
それを聞いた王子は聞く耳を持たないで追い返そうとした瞬間に老女は美しい魔女に変わり城全体に魔法をかけてしまったのです。
王子はすぐに謝りましたが魔女は王子を醜い野獣の姿に召使いたちは家財道具等になってしまいました。
魔女は「魔法の鏡」と「一輪のバラ」をおいていき消えていってしまいました。
王子はそのバラの花びらが散り終わるまでに「人を愛し、愛される」という「真実の愛」を見つけることができなければ魔法が解けることがないのです。
王子は絶望して諦め10年の年月が流れていました。
ある町に住む発明家モーリスの娘ベルは町一番の美しい娘ですが街に馴染めず変人と言われて悩んでいました。読書が大好きで空想するのが好きな父親思いの娘でした。
そのベルをお嫁さんにしたいと狙っているガストンは乱暴者の上下品でうぬぼれ屋です。ベルに求婚しては断られているにですがひつこくてあらゆる手段でベルをお嫁さんにと考えています。
発明家のモーリスは発明大会に参加するために発明品を持って出かけます。
帰りに森の道で迷ってしまい狼に襲われます。そして迷い込んだ森の奥のお城に逃げ込んで行ってしまうのです。お城ではモーリスのことを気の毒に思ったルミエールやポット夫人などはモーリスをもてなそうとします。しかしそれを怒った城の主の野獣が不法侵入者として牢に入れてしまいモーリスは捕らえられてしまうのです。
愛馬のフィリップだけが帰ってきたので父に何かあったと思ったベルは愛馬と父親を探しに出かけます。そして森の奥のお城を見つけてモーリスを助け出そうとします。
野獣に父の代わりに自分が城に残ることを申し出ます。モーリスはすぐに魔法の馬車で町に返されてしまいます。
お城に残ったベルに同情しているポット夫人、ルミエール、コグスワースやお城の召使いたちは快くもてなしてくれるのです。しかし野獣は礼儀知らずでわがままなのでベルは耐え切れずにお城を飛び出してしまいます。
吹雪の中狼に襲われて危機一髪の時に野獣が現れて助けてくれます。野獣に助けられたベルは野獣の心の中のやさしさに気づき心を通わせるようになります。日々一緒に過ごすうちに、野獣も同じでベルの優しさに触れお互いに心惹かれあうようになっていきます。
二人は舞踏会を開き楽しく時を過ごします。ベルは父のモーリスのことが心配で心から楽しむことができません。それを見た野獣は魔法の鏡でモーリスの姿を見せてくれます。そこには森で行き倒れになって倒れているモーリスが映し出されていたのです。
びっくりして心配しているベルを見て野獣は愛するベルのために父を助けに行きなさいと魔法の鏡も持って行かせます。
父を助けて街に戻ったベルはガストンが父を気が狂った人として精神病院へ入れてしまおうと企んでいるのを知ります。野獣の話は本当だということのために魔法の鏡で野獣の姿を見せます。ガストンはベルが野獣を愛しているわかり街の人を煽って城に夜襲をかけに向かいます。
ガストンによって地下室に閉じ込められてしまったベルとモーリスは出ることができません。するとベルのカバンにこっそり入ってきたチップによって脱出することができます。
そして野獣に襲撃を知らせに大急ぎでお城に引き返しました。
お城ではベルが去ったあと絶望した野獣がふさぎ込んでいました。人々が攻め込んできた報告を受けても何もしようとはしません。
家臣たちお城の人たちは作戦を練って家具になりすまし油断をしたところで攻撃を開始する。侵入者たちの不意をついて撃退することに成功をしました。
ガストンはというと騒ぎの中、野獣のいるところを突き止めて背後から矢を放って野獣をバルコニーに追い詰めます。野獣は力なく倒れて動きません。ガストンが止めを刺そうとした時にベルが叫んでその声を聞いた野獣が反撃を開始してバルコニーからガストンを落とそうとします。命乞いをするガストンを許し城を出て行けと言います。しかし卑怯者のガストンは屋根を伝ってバルコニーに上がりベルと再会した野獣を短剣で刺しその拍子にガストンは谷底に落ちて死んでしまいます。
野獣は瀕死の状態でベルに愛と別れを告げ息を引き取ります。ベルも野獣への愛を告白します。みんなが悲しみにくれる中突然流星が降り注ぎ野獣の身体が光に包まれそこに美しい立派な若者が立っていました。ベルは瞳の色から野獣だとわかりました。
ベルが駆け寄りキスをすると花火とともにお城は元の輝く姿に召使いたちも人間に戻りました。
ベルの愛に告白によって愛し愛されることを試練を乗り越えることができたのでした。
そして二人は末永く幸せに暮らしました。
アニメ版と実写版で違うところ
1.始まりの場面は実写版ではお城の舞踏会から始まります。雨が降るある夜にみすぼらしい女の人が雨宿りをさせて欲しいと頼みます。
2.ベルは水飲み場で樽の中に洗濯物を入れてロバに引かして(洗濯機?)自分は女の子に字を教えています。
3.ガストンは猟師ではなくて戦争から帰ってきた兵隊です。ガストンの悪ぶりがバージョンアップしてめちゃワルになっています。
4.ル・フウも同じく兵隊でガストンを好きな設定になっていますが、ガストンのあまりのワルぶりに呆れて最後にはガストンを見限ります。
5.王子がどういうわけでわがままな人を思いやらない性格になったかがわかります。
6.ベルの母親のことと、どうして父親と二人暮らしなのかもわかります。
7.ベルの住んでいるところは.町ではなく村の設定になっています。パリからモーリスと引っ越してきました。モーリスはオルゴールを作っています。
8.ビーストはとっても教養がある賢い人です。お城の図書館の本をほとんど読んでいます。そこのところもベルが好きになった要素かもしれません。
9.カデンツァというピアノが新しいキャラクターで出てきます。お城に攻め込まれた時に大活躍をします。多分、タンス夫人とは恋人同士です。
10.魔法をかけた魔法使いが村に住んでいて、お城の襲撃の時についてきます。そしてビーストが亡くなったあとに魔法を解いてくれます。
12.ガストンは精神病院の馬車にモーリスとベルを閉じ込めます。そこでモーリスがベルのピンで鍵を開けてベルはお城へと急いで行きます。
13.ガストンはベルを探すモーリスについていき狼がいる森で怒ってモーリスを置き去りにします。そこへ魔法使いの女の人が来てモーリスは助けられます。
14.魔法使いが置いていったものは3つです。バラの花、魔法の鏡、行きたい場所に行ける魔法の本です。魔法の本でビーストにパリの家に連れて行ってもらいベルの母親のことが分かります。
15.こうして書き出してみると随分設定を変えていますね。まだ違う箇所があるかもしれません。また思い出したら書きたそうと思いますので。
まとめ
アニメーション版でわからなかったところが実写版では解明されたような気がします。ベルはなぜ父親と二人暮らしだったのか、王子はどのようにして育ったのかがわかりました。
最後に魔法使いの女の人が実際に出てきて人間に戻してあげる。そのことで本当に魔法が解けて王子は心の目で人を見る優しい心に成長したのですね。
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