こんにちは!まきバッパです。
カニが美味しい季節になって来ました。
食べるばっかりでカニの事は何にも知らないですよね。タラバガニや花咲ガニやズワイガニなどいろいろあります。
代表的なのは、「タラバガニ」と「ズワイガニ」です。どんな違いがあるのでしょうか。
タラバガニとズワイガニの違いについて
タラバガニ:体全体が大きくごつごつしている。
ズワイガニ:タラバガニより体は小ぶりです。
脚の違い
タラバガニ:太い脚 4対8本
ズワイガニ:細い脚 5対10本
生物学的分類
タラバガニ:エビ目 ヤドカリ下目 タラバガニ科
ズワイガニ:エビ目 カニ下目 クモガニ科
味の違い
タラバガニ:食べ応えがあるが、淡白で大味。
ズワイガニ:繊細で甘みが強く、カニ本来の旨みがある。
カニみそ
タラバガニ:基本的に食べない。
ズワイガニ:濃厚で美味しい。
産地
タラバガニ:根室など北海道以北、ロシア、ノルウェー。
ズワイガニ:オホーツク海、アラスカ (松葉ガニや越前ガニが有名です。)
まとめ
*タラバガニとズワイガニは、はっきりと見た目が違うので分かりやすいです。
*タラバガニは体全体が大きくて脚がとても太いのが特徴です。
*ズワイガニはタラバガニより体のサイズが小ぶりです。
何故こんなにも見た目が違うのでしょうか。それは、分類がはっきりと違うからです。
*タラバガニは分類上ではヤドカリの一種です。ズワイガニは正真正銘のカニです。それで、見た目も違うわけです。
*どちらも、カニとして知られて人気がありますが、分類上はヤドカリとカニの違いがあります。
*同じタラバガニの仲間の花咲ガニもカニとして扱われていますがやはり、ヤドカリの一種なのです。花咲ガニは美味しく高級カニとして扱われています。
茹でる前はタラバガニと見分けが難しい「アブラガニ」もヤドカリの一種です。
*ズワイガニは「松葉ガニ」や「越前ガニ」を良く目にします。
ズワイガニは品質の違いで
1.本ズワイガニ
2.大ズワイガニ
3.紅ズワイガニ
1.2.3.に分類されています。
その中でも最も高品質なのは「本ズワイガニ」です。獲られる産地で松葉ガニや越前ガニと呼ばれています。
*タラバガニは大ぶりな身が魅力的で食べ応えがありますが、味は淡白です。
*ズワイガニは繊細で甘みもあるので、カニを食べたという満足感がある。
*どちらも魅力的です。カニをたっぷり食べるならタラバガニですがカニみそまで味わえるズワイガニ、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますね。
カニみその美味しい食べ方
カニみそはいろんな食べ方があると聞きました。いつもはそのままで頂くばかりですので、カニみその美味しい食べ方を調べてみました。
1.そのまま頂きます。
シンプルですが本来の味を味わえます。
スプーンですくって食べます。
(甲羅のところにカニみそがありますので楽に取りだすことができます。)
2.カニ鍋に入れる。
そのまま食べるのが苦手な人にお勧めです。
カニ鍋にカニみそを入れることによって風味が増して深みのある味わいになります。
3.生のままで軍艦巻にする。
お寿司の軍艦巻にして食べる。
カニみそにカニの身を入れて作る。
独特の癖があって好きな人には良い。
4.カニみその甲羅焼き
甲羅にみそがついたままで焼き網に乗せて焼く方法です。
強火にすると焦げるので、弱火にして焼く。ゆっくりと弱火で火を通していく。
食べごろはカニみその汁けがなくなりかけた頃に火を止める。(スクランブルエッグぐらいの固さが良い。)
あとはカニみそをスプーンですくって食べる。(熱によってカニみそ独特の癖が和らいで食べやすくなる)
5、甲羅やきを食べた後は甲羅酒
カニみそが食べ終わった後の甲羅酒は絶品です。カニみそが食べ終わったら、日本酒の好きな人は絶対に挑戦してください。
甲羅に温めた日本酒を注いで美味しいお酒を味わってください。
カニみそまで食べてあげるとカニ達も納得でしょう。美味しくカニを味わって最後までカニを楽しみましょう。
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