こんにちは!まきバッパです。
10月になって少し肌寒くなってきました。冬になると乾燥がひどくなってきて肌荒れ、手荒れの季節になります。
特に、主婦の皆さんはお炊事や家事等で困ることが多くなってきます。今回は「手荒れのこと」をレポートしていきます。
手荒れとはどういう状態を言うのか
*手や指の肌が乾燥して肌のバリア機能が低下、または破締している状態のことです。
*特に寒い冬は皮膚の状態が新陳代謝が低下したり、汗をかかなくなったりでバリア機能が悪くなています。
*手の皮膚は皮脂の分泌する皮脂腺が少ないため肌表面の角質層はダメージを受けやすいのです。
*手荒れは自然に治る場合もありますが、放置していくとどんどん悪い状態に進みます。
手荒れの進行具合のこと
*手荒れの段階は5段階に分けられます。
1.初期:指先が軽くカサつく状態。
2.注意期:手全体がカサついて、指紋が消える。皮がむけたり、ひび割れが発生する。
3.進行期:肌がゴワゴワして、ひび割れる。赤くなって血が滲んでくる。
4.重症期:赤く腫れて、かゆみを伴う。割れて痛みを伴い出血する。
5.最重症期:かゆみも痛みもひどくなる。水膨れがみられ、指が曲がらなくなる。
手荒れの原因を探してみる
♪手荒れの原因は私たちの生活の中に沢山あります。水仕事、シャンプー、手洗いなどが原因と考えられます。
1.水仕事の多い職業:主婦、美容師、飲食業、
紙幣を扱う:銀行員
手洗い、消毒が多い:医療従事者
2.食器用洗剤:油汚れと一緒に肌の皮脂膜もおとしてしまいます。
3.給湯器:冷たい水よりも温かいお湯のほうが皮脂膜が失われる。
4.アルコール消毒:手洗い後のアルコール消毒はアルコールの揮発と一緒に肌の水分も失って乾燥、肌荒れの原因になります。
*普通は皮脂線から出る皮脂と汗腺から出る水分が混ざって乳化し、皮脂膜が肌を保護しています。
水、洗剤、アルコールなどの刺激で皮脂線のバリアが破られて角質層がダメージを受けて手荒れが進行していくのです。
思わぬところにある手荒れの原因
1、物の刺激による手荒れ:PCキーボードの操作。
紙類に多く触れる。
衣類を頻繁に扱う(干したり、たたんだりする。)
このことのよって、肌の皮脂膜が奪われて手荒れになってしまう。
2、ゴム手袋:水や洗剤の予防は出来るがゴムにかぶれて手荒れになってしまう。
自立神経の乱れも原因
*洗い物を毎日している人の中でも手が荒れる人と荒れない人がいます。これは自立神経の乱れが原因と思われます。
自立神経が乱れると身体の血の流れが悪くなります。そうなると、血行不良となって、皮膚に必要な栄養素や酸素が届けられなくなってしまいます。
そうなると、刺激を受けて乾燥している手の状態を良くすることが出来ないので、手荒れが起きてしまうのです。
どうして自律神経の乱れが起きるのか
1.過度のストレス
2.不規則な生活
3.バランスの悪い偏食
1.2.3.が原因と考えられます。生活環境が悪いと手荒れになりやすいということです。
手荒れのケア不足のこと
♪水仕事を終えて、手を洗った後等に十分ケアが出来てない人は手荒れが起きやすくなります。手を洗った後に手を拭かないで自然乾燥している人はダメです。
1.きっちり水分を拭き取っていない>>2.水分で角質層がやわらかくなる>>3.バリア機能が弱くなる>>4.手が乾燥しやすくなる>>5.手荒れが起きやすくなる
1>>2>>3>>4>>5の順番で手荒れが起きてしまいます。
*水仕事の後などにハンドクリームなどケアをしていない人は乾燥し易い状態になっています。手荒れにならないようにケアを行いましょう。
アレルギーで手荒れになってしまうこと
*手荒れ予防のためにゴム手袋を使用して水仕事をする人はゴム手袋が原因で手荒れが起きてしまうことがあります。
その場合は「ゴムアレルギー」である可能性があります。
自分はゴムアレルギーだと知らないでゴム手袋を使って気がつく人もいます。
ゴム手袋を使った日に痒みや赤みを発生した時はアレルギーの可能性があります。
手荒れの対策改善
*手荒れになってしまった時、どう改善するのか。症状が軽いほうが早く改善することができます。(早く、対策を取った方が治りやすいです。)
1.手の負担を減らす
1.洗い物をするときは手袋を使う。直接に洗剤や水に手が触れないので、お湯を使っても皮脂が奪われません。
ゴムアレルギーの人は「ポリエステル製の手袋」を使用してください。
2.洗い物の洗剤を刺激の弱いものに変える。(洗剤を2~3倍に薄めて使っても良いと思います。)
3.洗い物は溜めてから一気に洗う方が負担が少なくて良い。
4.洗い物を終えた後はしっかり手を洗う。洗剤がついたままだと、手が乾燥しやすくなります。
5.低刺激の石鹸で手についた洗剤を落としたあと、タオルで水分をきっちり拭いておく。
2、保湿を保つこと
手荒れの時はしっかり保湿を行って手のケアを行うことで改善できる。
1.保湿成分が入っているハンドクリームをコマメにぬること。
2.仕事で手の油分を失いやすい人は、乾燥する度にぬるのが良い。
3.ハンドクリームをぬる時は手の甲や指の間までまんべんなくぬることに気を付ける。
4.洗い物や入浴後、寝る前にハンドクリームをぬる。(寝る前にぬると他のものとふれないので効果が持続しやすい)
5.寝室などで加湿器を使用するとさらに効果がある。
6.ハンドクリームは肌にあったものを選んで使用する。
3.食事で改善する
身体の内側から手荒れの改善がしやすくなる。
食事を行うことで治りを早くすることが出来ます。
手荒れに効く食べ物は
1.ビタミンE:皮膚の再生をする:アーモンド、かぼちゃ、たらこ、マーガリン
2.ビタミンA:皮膚の抵抗力を高める:にんじん、しそ、ホウレンソウ、ウナギ
3.ビタミンC:コラーゲン生産を助ける:ピーマン、イチゴ、ゆず、レモン
4.コラーゲン:健康な皮膚を作る:手羽先、エビ、ナマコ、牛すじ
1.2.3.4.の成分を含む食品をバランスよく摂取することを心がけましょう。
*揚げ物や脂肪分の多い食事は血行不良を起こしてしまい、手荒れが治りにくくなってしまうので控えましょう。
4、新陳代謝を良くする
*新陳代謝を良くすることでターンオーバーを活発にさせる。そうすると手荒れの改善が早くなる。
*手荒れの改善する食事をしても代謝が悪いと、血の流れが悪いので手の先まで十分に栄養が届けられません。
代謝を良くする方法
1.軽い運動を行う。
2.入浴をする。
3.ストレスを溜めない。
4.規則正しい生活を行う。
1.2.3.4が代謝を改善してくれます。
生活習慣が悪い人は改善して、程よい運動などを取り入れることで血行が良くなりますので新陳代謝を良くする事ができます。
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