劇団四季の「ノートルダムの鐘」のチケット発売がありました。朝10時からの受付なので電話と携帯で用意をして待っていました。
かけはじめてやっと予約で出来たのは1時間以上過ぎてこんなにもかかったのは初めてでした。日本の初演ですからみんな凄く期待しているのでしょう。
私も東京まで行くつもりでしたが京都に来てくれるということなので京都公演まで待とうと思っています。(京都は来年ですのでちょっと待ちどうしいです。)
ノートルダムの鐘の原作はどんなお話だったのか、小さい頃に読んだ覚えはあったのですが、何か、可哀そうな話だった記憶しかありません。
そこで、原作のあらすじを調べてみました。
ノートルダムの鐘 「ノートルダム・ド・パリ」のあらすじ
ノートルダム・ド・パリ
☆ヴィクトル・ユーゴーの小説
☆「ノートルダムのせむし男」の邦題で知られている。
☆出版は1831年
あらすじ
15世紀(1482年)のパリ。
教会の持つ権限が弾圧と排除を生み出す時代の物語。
ノートルダム大聖堂の前に醜い赤ん坊が捨てられていた。その赤ん坊は大聖堂の助祭長フロロに拾われてカジモドという名を付けてもらう。
彼は成長してノートルダムの鐘つきとなる。
パリにやってきた美しいジプシーの踊り子エスメラルダに聖職者であるフロロは心を奪われる。悩んだフロロはカジモドを使ってエスメラルダを誘惑しようとする。
しかし、カジモドは捕えられて、エスメラルダは衛兵のフェビュスに恋するようになる。フェビュスとエスメラルダの中は深まっていくが、実はフェビュスには婚約者がいる不実な男だったのです。
捕えられたカジモドは広場でさらし者になってしまいますが、ただ1人エスメラルダだけは彼を庇います。
カジモドは初めて人間の優しさを知って、彼女に恋するようになります。しかしながらエスメラルダの心はフェビュスにあります。
フロロは2人を付けていってフェビュスを刺して逃げてしまいます。
エスメラルダはフェビュス殺害未遂の濡れ衣をきせられて、魔女裁判になり死刑が言い渡されます。
カジモドはエスメラルダを助け出してノートルダム大聖堂に匿います。しかし、エスメラルダはカジモドのあまりの醜さに顔を見ることが出来なかったのです。
フロロはパリの暴動の矛先をノートルダム大聖堂に向けさせます。混乱の中フロロはエスメラルダを連れ出し、助命と引き換えに愛人となることを迫ります。しかし、フェビュスを刺したフロロは断られて彼女を衛兵に引き渡し、エスメラルダは処刑されてしまいます。
大聖堂の塔の上からそれを見届けるフロロをカジモドは突き落として殺してしまいます。
数年後の処刑場を掘り起こすと、白い服装をしていたエスメラルダと思われる白骨に異様な男の白骨が寄り添っており、それを引き離そうとすると、砕けて粉々になってしまったということです。
主な登場人物
エスメラルダ・・・美しいジプシーの娘。フェビュス、カジモド、フロロの3人から思いを寄せられる。年齢は16歳。
カジモド・・・ノートル寺院の鐘つき男。醜い容姿だが心やさしい。捨てられていたところをフロロに拾われて成長する。年齢は20歳。
クロード・フロロ・・・ジョザの司教補佐。エスメラルダへの愛と神への献身との間で苦しむ。年齢は36歳。
フェビュス・ド・シャトーベール・・・王室射手隊の隊長。颯爽とした美男で婚約者がいるがエスメラルダにも恋の手を伸ばす。
ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の初演は1998年
☆ノートルダム・ド・パリ
作詞・・・リュック・プラモンドン
作曲・・・リシャール・コッシアンテ
1998年にパリで初演。ヨーロッパを中心に世界各国で上演された。
ミュージカル「ノートルダムの鐘」はデイズニー作品で2014年に初演
✩ノートルダムの鐘
作詞・・・スチーブン・シュアルツ
作曲・・・アラン・メンケン
脚本・・・ピーター・パーネル
演出・・・スコット・シュアルツ
制作・・・ディズニー・シアトリカム・プロダクションズ
2014年にアメリカで初演。
日本では劇団四季が2016年12月に「ノートルダムの鐘」を初演。
次はディズニー作品の「ノートルダムの鐘」をレポートします。
ディズニーの「ノートルダムの鐘」の記事はこちらから
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劇団四季ノートルダムの鐘 ディズニー映画版の話
劇団四季が「ノートルダムの鐘」を日本で初演するということで原作の「ノートルダム・ド・パリ」の事を書きました。 今回はディズニー映画の「ノートルダムの鐘」の事をレポートします。この作品は劇団四季の方たち ...
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