こんにちは!まきバッパです。
まきバッパにも若い頃がありました。多分20歳になっていないぐらいの時のお話です。
三太郎は縁あってまきバッパ家の一員になりました。
三太郎は噛み付き犬でした
噛み付き犬で家を訪問してくれるお客さんで噛まれない人はいないぐらい何かあれば噛み付いていました。
三太郎はあまり可愛がられずに育ち、多分ですけれど人を信用していない犬だったのだと思います。
家族全員は噛まれて、母などは三太郎の好物の「テール肉」を上げるたびに噛まれていました。それでも一番可愛がっていたのは母だったと思います。(誰もさんちゃんの肉など取らないのにね)
雨の日はレインブーツにレインコートで散歩です
まだまだ犬に洋服を着せるなど流行っていなかった時に犬の「レインブーツ」と「レインコート」を買ってきて雨の日に散歩に出かけるたびに散々時間を使って着せ散歩から帰るとほとんど脱げた状態で帰ってきていました。
レインブーツは編上げになっていて4つも履かせなくてはいけないので大変でした。
その可愛がってくれていた母が乳がんで入院をしてしまい母が喜ぶと思いこのちょっとおっちょこちょいのまきバッパは三太郎を病院へ会いに連れて行くことにしました。
母の入院で三太郎がお見舞いに行きました
朝早くまだ病院がしまっているなか、まきバッパは病院の外で三太郎をおんぶしてその上からコートを着て隠し母の部屋はと連れて行ったのです。
三太郎は「絶対声を出してはいけないのよ!」と言い聞かせていましたが本当に一言も言わずに母にあった時も嬉しがって少しピーっと鼻を鳴らした程度です。
尻尾は千切れんばかりに降って母に頭をナデナデしてもらい余り長居はできないのですぐにまた病院を抜け出し帰路につきました。
秋田犬事件
入院している病院は、前住んでいたところから堂島川の川沿いを歩いていけるところでしたので母に合わせてほっとしたもののギョッとすることが起きてしまいました。
それは、川沿いは昔は倉庫などがよく立ち並んでいたのですがその倉庫から秋田犬が飛び出てきたのです。
倉庫のシャッターが少し空いていてそこから出てきたのでした。そのときは三太郎を抱いてものすごい叫び声で「キャー」と叫ぶと倉庫から人が出てきてくれて事なきを得ました。
あんなに怖かったことはなかったです。
後から考えると人が出てきてくれなかったらどうだったのでしょうか!考えるだけでも恐ろしいです。
三太郎は母の見舞いに何度も行きました
そのようなことで味をしめたまきバッパ姉妹は何度か母に合わせに早朝出没をしました。
三太郎は母が亡くなってからも長生きしてくれてまきバッパの息子が生まれてまもなくなくなりました。
三太郎は多分まきバッパ家の一員になって良かったと思ってくれていると思います。小さい時から可愛がられて育てて上げれば多分優しいワンちゃんになっていたと思います。
天国では母と再開していることを信じているまきバッパなのですが、きっと一緒にいると思います。
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