こんにちは!まきバッパです。
紫色の長い穂が美しい「アメジストセージ」ですが、夏から秋にかけて、爽やかに咲いてくれます。
毎年、綺麗に咲かせるには、どんな手入れが必要なのでしょうか?
早速、書いていこうと思います。
アメジストセージ
アメジストセージ:概要
シソ科 サルビア属 多年草
別名:メキシカンブッシュセージ メキシカンセージ
原産地:メキシコ 中央アメリカ
開花期:8月中旬~11月中旬
花色:紫 白 ピンク
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い
*アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は、中央アメリカとメキシコに分布する、シソ科の多年草です。
日本には、明治時代後期に渡来し「アメジストセージ」「アメリカンブッシュセージ」「メキシカンセージ」の名で流通しています。
アメジストセージは花期になると、茎の上部、枝先に、総状花序を形成して、花茎2cmほどの唇形花を、多数穂状に咲かせます。
*唇形花:筒状の花弁の先が、上下に分かれて、唇のような形をした、花のこと。
アメジストセージ:育て方
アメジストセージ:季節・日常の手入れ
切り戻し・摘心
7月~8月に伸びた枝を切り戻すと、枝数が増えて、草丈も抑えることができて、株が充実します。
切り戻しは何度か行うと枝数が増えて、草丈を抑えることができます(8月以降に切り戻すと、開花に間に合わないことがあるので、なるべく8月始めまでに行ってください)
アメジストセージ:日当たり・環境
日当たりがよくて、水はけのよい場所が適しています(日当たりが悪いと、茎がひょろ長く伸びてしまい、花付きも悪くなります)半日以上、日があたる場所で育てます。
冬越し
秋の花が終わってから、株元から15cmのところで、切り戻します(防寒のために、株元をマルチングしておきます)
アメジストセージ:水やり
庭植えの場合は、特に乾燥する場合の他は、水やりはしなくて良いです。
鉢植えの場合は、土が乾いたら、たっぷりと水を与えます(加湿になると、根腐れしますので、注意してください)
アメジストセージ:肥料
庭植えの場合は、植え付けの時に、元肥として、緩効性化成肥料を混ぜておきます。
追肥としては、庭植え、鉢植え共に、春と秋に緩効性化成肥料を、株元に置きます。
アメジストセージ:用土
庭植えの場合
アメジストセージは酸性の土壌を嫌いますので、植え付ける前に、苦土石灰を入れて、酸度を中和します。土に腐葉土を入れて、水はけのよい状態を作り、元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合
赤玉土7+腐葉土3の配合土に、緩効性化成肥料を混ぜ込んだ土か、市販の草花用培養土を使ってください。
アメジストセージ:植え付け・植え替え
植え付けの適期は、4月中旬~5月です。
植え替えの適期は、3月~4月初旬です。生育が旺盛なので、根詰まりを起こしやすいですので、鉢植えの場合は、基本毎年行ってください。
庭植えの場合は、株が混み合って、生育が悪くなってきたら、植え替えをします。
アメジストセージ:増やし方
挿し木で増やせます。
適期は5月~7月上旬です。(切り戻した枝を、挿し穂とすることができます)
手順
茎を2節ほどの長さに切ります>>下の節の葉を取り除き、1時間程度、水につけて水揚げをします>>挿し木用土に、葉を除いた部分を挿します>>水を切らさないようにして、明るい日陰で管理します>>2週間程度で発根しますので、庭や鉢に植え付けます。
アメジストセージ:病害虫
病害虫の発生は、ほとんどありません。
アメジストセージ:まとめ
アメジストセージは切り戻しを良くして、枝数を増やして、草丈のコントロールをします。酸性土壌を嫌いますので、庭植えの場合が苦土石灰などで中和させておいてから、植え付けます。
挿し木で簡単に増やすことができ、水はけや日当たりなどの管理を良くすれば、綺麗に咲かすことができますので、是非挑戦してみてください。
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