こんにちは!まきバッパです。
宝塚大劇場月組公演「エリザベート」に行ってきました。チケットがなかなか取れなくてやっと観に行くことができました。
久しぶりの大劇場は相変わらず大勢の人たちで賑わっていました。
早速、感想を書いていきたいと思います。
宝塚大劇場月組公演「エリザベート愛と死の輪舞(ロンド)」1018年9月27日(木曜日)昼公演PM11:00開演
脚本・歌詞:ミフィャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルブェスター・リー・ヴァイ
オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会
潤色・演出:小池修一郎
キャスト
トート: 珠城 りょう
エリザベート: 愛希 れいか
フランツ・ヨーゼフ: 美弥 るりか
ルイジ・ルキーニ: 月城 かなと
ルドルフ: 暁 千星
ゾフィー :憧花 ゆりの
ツェップス :光月 るう
ルドヴィカ: 夏月 都
ヒューブナー: 響 れおな
死刑囚の母: 玲実 くれあ
グリュンネ:紫門 ゆりや
マダム・ヴォルフ:白雪 さち花
ラウシャー: 千海 華蘭
スターレイ: 香咲 蘭
マックス: 輝月 ゆうま
女官: 楓 ゆき
リヒテンシュタイン: 晴音 アキ
ジュラ: 春海 ゆう
黒天使 :夢奈 瑠音
ヘレネ:叶羽 時
家庭教師:桜奈 あい
シュヴァルツェンベルク:颯希 有翔
エルマー: 蓮 つかさ
シュテファン: 風間 柚乃
ヴィンディッシュ嬢 :海乃 美月
ケンペン: 佳城 葵
黒天使: 朝霧 真
女官:姫咲 美礼
女官:麗 泉里
エーアンの歌手:周旺 真広
女官:清華 蘭
黒天使:蒼真 せれん
女官/エトワール:美園 さくら
黒天使(娼婦):輝生 かなで
黒天使:英 かおと
娼婦:陽海 ありさ
黒天使:蘭 尚樹
女官:桃歌 雪
黒天使(マデレーネ):天紫 珠李
黒天使(娼婦):彩音 星凪
娼婦:結愛 かれん
黒天使:礼華 はる
娼婦:天愛 るりあ
美容師:菜々野 あり
娼婦: 菜々野 あり
少年ルドルフ:蘭世 惠翔
黒天使:一星 慧
侍女:白河 りり
娼婦:羽音 みか
娼婦:あまの 輝耶
2018年月組「エリザベート」感想
トート役は 珠城 りょうさん とにかく格好良くて歌が抜群!
トートの髪は流れている長い部分は金髪で生え際はパープルやグリーンで後ろへ流しているスタイルです。そして黒い長い爪はやはり死を表しているのでしょうか?
珠城りょうさんはビジュアルも素敵なのですが歌がやはり抜群に上手なんですね。エリザベートの歌は難しいことで知られていますが力強くて素晴らしい歌唱力で聞いている方もすっかり魅了されてしまいました。
珠城さんのトートはすごく似合っていて良かったと思います。
エリザベートは 愛希 れいかさん 可愛らしくも凛とした美しい王妃でした
少女時代の愛希さんは本当にいたずらっ子のようで可愛らしい女の子でした。綱渡りをしていて黄泉の国にいってしまいトートに出会ってしまうのです。
美しくも活発に成長したエリザベートは姉のお見合いの相手であるフランツの目にとまってしまいアッという間に皇后になってしまいます。
エリザベートの歌う歌は「私だけに」「私が踊り時」などたくさんありますがどの曲もすごく素晴らしく歌っていて素敵だなと思いました。
エリザベートの象徴である白いドレスは眩いばかりですごく似合っていて見とれてしまいました。愛希さんはこの公演で卒業すると聞いて少し残念な気持ちですが卒業されても活躍されると思いますので頑張っていただきたいと思います。
愛希さんのエリザベートは本当に良かったと思います。
フランツ・ヨーゼフは 美弥 るりかさん 凛々しくも優しいフランツでした
母のゾフィーを尊敬して意見を聞き入れている優しいフランツに 美弥さんはピッタリ合っています。でも皇后を選ぶとなると自分の好みをはっきりと言ってエリザベートを選びます。
母のゾフィーとエリザベートの不仲に困っているフランツですがここでも自分の意見を優先してエリザベートを選びゾフィーと決別します。
優しいながらもちゃんと自分の意見を通すフランツですが最後はエリザベートを待ってばかりで孤独な人生を送ります。実際のフランツもずーっとお城でエリザベートの帰りを待っていたそうなので気の毒な人ですね。
年をとったフランツの白髪姿も美弥さんはすごく似合っていました。「夜のボート」の場面はいつ見ても胸がジーンと熱くなります。老人になってからのすれ違いは悲しいです。
美弥さんのフランツはとっても良かったと思います。
ルイジ・ルキーニは月城 かなとさん すごく勢いのあるイケメンルキーニでした
月城かなとさんのルキーニは元気でとっても勢いのある感じがすごく良かったです。狂言回し的な役でいろいろ場面によって職業が変わっていきます。
「キッチュ」の場面では派手なカメラマンで世界中の美女を撮りまくってエリザベートに送っているんですね。この場面は宝塚だけのスペシャルシーンなので面白いなっていつも見ています。
月城さんは素敵なビジュアルですが何か悪者の匂いがするそんなルキーニを軽快に演じていて良かったと思います。
ルドルフは暁 千星さん 闇が広がるのトートとの場面はすごく素敵だった
ルドルフは几帳面で真面目な青年なんですね。エリザベートはゾフィーの勝利してからは一人ぼっちで寂しくお城で育ちます。
父のフランツも息子には厳しくて甘い顔を見せません。フランツはルドルフの言うことなどには耳を貸さないのです。
エリザベートは旅行ばかりでお城にいないし可哀想なルドルフです。そこにトートは目をつけて友達だと言って近づいてきます。
エリザベートとの場面「僕はママの鏡だから」の歌はとっても素敵なのですが、エリザベートの心になぜ響かないのかそこで助けてあげていたらといつも思ってしまいます。
トートとルドルフの「闇が広がる」の場面も歌は素敵だしトートの珠城さんもルドルフの暁さんも格好良いしで最高に良かったです。
暁さんのルドルフは本当に良かったと思います。
2018年月組「エリザベート」まとめ
今回のエリザベートで言えることは全体に歌が非常に優れていたことと迫力があったことです。
月組トップスターの珠城りょうさんの歌唱力の素晴らしさにはとっても感心しましたしその他の人たちも素晴らしく歌っていて気持ちよく聞くことができました。
歌だけではなくてダンスやお芝居も良かったと思います。
チケットがなかなか取れないので何度も観劇することができないのが残念ですがこれも仕方がありませんね。
一生懸命に頑張っている姿を見ているのは見ている方としてもとって感激しますし心地の良いことです。また次の観劇まで楽しみにしています。
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